QuadroM4000からRTX2080に切り替えてみた!

機材研究部

家で主に仕事するようになって数年。久しく仕事環境の整備を行っていなかったので、暇な時期を見計らって映像関連の環境の整備を行うことにしました。

 

現在のメインPCの構成

ケース SilverStone Kublaiシリーズ Type-Cポート付き PCケース SST-KL07B

CPU AMD Ryzen 7 1700X
マザーボード GA-AB350-Gaming 3 [AMD B350チップセット搭載マザーボード]
GPU Quadro M4000
メモリ G.SKILL F4-2666C15D-32GVR 合計64G
SSD Crucial CT525MX300SSD1
電源 ENERMAX ERX750AWT

基本的には2年前のこの時期にPCを組んだ環境のままですね(´・ω・`)

コンセプト・・と呼ばれるほどはないんですが、寝ている時にレンダリングする時もあるので静音PCっぽいものを目指しました。照明は一切ナシの地味PCです。

 

CPUは1700Xとかなり中途半端。。。欲しかった1800Xがライゼン人気で一瞬だけ売ってなかったんですよね。

 

下位の1700はさらに大人気で入荷は一月後かも?みたいな有様。この1700Xは間に挟まれたやや不人気CPUで、簡単に手に入れることができました。

OCすれば1800X化も可能ですが、OCするとレンダリングすると落ちるという良く分からない仕様のため定格で運用することになりました。。。

外れ石の可能性・・・

 

マザボがエントリークラスなんですが、これは当時ASUSのマザボのBIOSアップデートに失敗してお釈迦にしてしまい、あわてて買った繋ぎの品です(´;ω;`)

BIOSアップデートトラウマです・・・。

メモリは64Gと、かなり多めなんですが、仕事で稀にAEの重いデータを扱うと、これでももっと欲しくなることがあります。

 

SSDの周りは少々時代を感じる内容。今なら1Tとか普通に安いですしね。M2といった新しいタイプのものもあります。

 

今年にZEN2が出るらしいので、来年のこの時期あたりにまた自作でもしようかなと思っています!(`・ω・´)ゞ

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グラフィックカードはやや時代遅れに

Quadro M4000は2015年8月に登場したワークステーション用のグラフィックカードです。

GeForce GTX 970がベースとなっていますが、GTX970がメモリ4Gなのに対して8Gなど性能はやや強化されているようです。

CADやCGで威力を発揮するいわゆるクリエイター向けの機種なのですが、値段が・・高い!(´;ω;`)

当時のお値段、ヨドバシで14万円でした(確か) 14万といえば、ゲフォだとRTX2080Tiがもうちょっとで買えるくらいの値段なのですが、これでもM4000は”ミドルハイエンド”。ウルトラハイエンドのM6000となると、当時50万越えという偉業を果たします。

たけぇよ!

CAD、CGをするならQuadro!みたいな常識はこの時点では根強くて、今もそれは変わらないのですが、CGに限った事を言えばQuadroで無い方がむしろ良い場面も増えてきました。

ビューポート2.0ではdirectXでも動作する上軽快。だいたいの作業はイケそう。

 

さらにゲームエンジンを動かす場合を考えると、directXに強みを持つ上に安価であることから、Geforceでもういいんじゃね?という流れがあるようです。

日本のCG制作環境の現状をあきらかにするCGプロダクション 制作環境一斉調査2018 | 特集 | CGWORLD.jp
4K・8K対応が求められる中、CG制作環境も進化し続けている。はたして、国内の主要...

 

マウスコンピュータへの提灯記事ですが、面白い統計だと思います♪

ただQuadroでは10bitまでの色味を表現できるのに対してgeforceは8bit。

より正確で綺麗な発色という点で見れば確実にQuadroに軍配が上がりそうです。まぁ正直、ぼくが受ける仕事は大抵いろいろな会社に断られた末に辿りつかれたような、最後の受け皿的なポジションなので、(ブラックジャックというよりドクターキリコです。)

今まで発色にまで気を遣うことはないんですよね。

考えるのはいつも時間だけですので、GPUで発色を考えることはたぶん今後もないと思います。

後はCGの他にCADも触れる機会があるかなと思って一応Quadroにしたんですが、CADの仕事はもうないのでQuadroである必要性はどんどん薄くなりました。

Quadro M4000のスペック
CUDA Parallel-Processing Cores1664
GPU Memory8 GB HBM2
Max Power Consumption120 W
Graphics BusPCI Express 3.0 x16
Display ConnectorsDP 1.2 (4), Optional Stereo (1)
Form Factor4.4″ H x 9.5″ L Single Slot

 

ドラクエ10はすごく快適・・!

15781 すごく快適評価

 

14ちゃんも最高設定でこの数値でした。

7357 非常に快適

一応Quadro M4000でもやや古いゲームならば十分プレイすることは可能です。

正直PCでプレイするのはHOI4とかステラリスとかストラテジーゲームしかプレイしないので、ゲーム用途としてはさほど困っている訳でもないんですよね。

BFとか他の3DCGのゲームにはあまり興味がないので、これでゲームのベンチは終わりです(´・ω・`)

AMDのグラボは正直怖い

CGソフトで一番環境にうるさそうなイメージのMAYAさんの動作環境をご覧ください。

CPUはIntelでもAMDでもOKって感じ。

ただ問題はGPU。。

 

QuadroもGeforceも認定されているようです。(quadroは省きました)

レイディオンPROなんてはじめて聞きました・・そうか、fire PROの後継ブランドだったんですね。通常のRADEONはこの表にはありませんでした。

というかRADEONブランド自体、CG会社でのシェア、わずか1パーセント・・・。人気なさすぎ!・・・と別にディスるつもりはないのですが、AMDの前進である旧ATiのワークステーション用グラボfire Proには良い思い出がありません。

 

当時、暇だしCG本格的にはじめようかなと思い立ったんのですが、Quadroを買うお金がなかったので、やけに安いfire GLの新古品をヤフオクで買ったんですが(fire GL7700)

これがMAYAとの相性最悪で表示が乱れまくりでした。ワークステーション用だから大丈夫だよなと思ったら甘かった・・・!(´・ω・`)

まぁじゃんぱらで比較的高く買い取ってもらえたから許す・・・。

動作確認ハードウェアにもあったように、今はレイディオンPROというワークステーションGPUがありますので、MAYAの使用にはまったく問題なさそうです。ただ、トラウマ・・がね。

CPUは伝説の屁ノム・・いや元Phenom使いの身にとってほんとはAMDの方が好きなんですけどね~

 

ということで、Geforce RTX2080にしてみる!!

購入したのはRTX2080の一番安い機種、GV-N2080WF3-8GC  PCIExp 8GBです。

ソフマップで9万1778円でした。RTXも発売から時期が経ち、値段も落ち着いてきた印象です。

これどこもレビューがないし安いので、ちょっと不安。Amazonを見てみると、GV-N2080WF3OC-8GCのオーバークロックなしバージョンである事がわかりました。

安い理由も納得!

これがOC版

これが今回のOCナシ版

Amazonリンク張っておいて難ですが、ソフマップよりも8000円くらい高いのでAmazonで買うことは見送りました。

用途としてはMAYAとUnity、アンリアルエンジン等々のCGが主なので、オーバークロックしなくても・・別にいいよね?

まぁこういうのって、CPUと同様、選別落ちしたものを使っている可能性があるのがリスクっちゃリスクか・・・。

 

ベンチマークをいろいろ取ろうと努力したんですが、MAYAやMAXのベンチがうまくいかなかったので諦めました(´・ω・`) 半日調べましたからね。もうめんどい。

別にレッドシフトレンダラーは使わないのですが、GPU性能によって大きな差は出るようです。Quadro M4000GTX 970がベースなので、この表には載ることすらできないですよね(´・ω・`)

同じようにGPUレンダリング(CUDA)を使うAEやpremiereでの効果にも期待です!

 

レビュー皆無の謎のRTX2080。 GV-N2080WF3-8GCがきたぞ!

ギガバイト製品は今まで外れを引いたことがないので信用しているメーカーです。

ここを開けたら新しいグラボさんがっ・・・!!

 

箱「やぁ」

 

 

今度こそ・・・・。

 

おお!これがRTX2080かっ!!

 

デザインダサいなーと思ってたんですが、こうして見るとフォールアウトのBOSが秘密裏に開発してそうなフォルムがなかなかカッコイイです。

 

まったく無意味なAG03とのツーショット。

思っていたよりはスリムだなというのが第一印象でした。もっと規格外のデカさだと思っていました。

付属品は今まで買ったグラボの中だと一番少ないかもしれない・・(´・ω・`)

たったのこれだけ!!

ちょっとピンボケしてますが、メッキ部分はゴム製のカバーでしっかり守られています。

付属品少なくてケチってる感がちょっとありましたが、これは良さげでした。

デザインは思っていたよりもかっこよかった!

 

取り付け作業がめんどくさすぎて発狂!?

さて、やってまいました・・・PCケースの蓋を開ける作業・・・(´・ω・`)

2年間、ほぼ掃除してません・・・。

ジャン! 軽く埃をとりましたが、思ったよりも綺麗でした。

配線も綺麗な感じはしますが、これにはトリックがあります。

このケースの裏側には縦にSSDやHDDを搭載できるのですっ!!

完全に仕様を忘れて、SSDの場所を探してしまいました。

 

 

ところがグラボが抜けないっ!!

あっれおかしいなーと思っていたら、PCケースの特性を完全に忘れていたことが原因でした(´・ω・`) このケース二重にPCIのパーツをロックしてあるんでした。

2年前自分で組み立てたのに、完全に仕様を忘れてました・・・。

そして、ちょっと力を入れ過ぎたら、プラスチックにほんのり傷が・・・致命的ではないと思いますが、Quadro M4000。当時14万したシロモノなのでショック。。。

記憶力が年々下がってぃる・・・

QuadroとGeforce

特に意味はありませんが二つ並べてみました。このQuadroのデザインがいかにもNVIDIA(謎の半導体メーカー)っぽくて大好きです。

前機種のQuadro 4000は熱暴走でPCが落ちることがあるという欠陥品で自分でGPUクーラーを変えたレベルなのですが、M4000は非常に安定していた良いグラボでしたっ!!

しかし、問題が!

Quadro M4000→補助電源コネクタ6ピン
RTX 2080→補助電源コネクタ 8ピン+6

これはっ・・・!

電源も取り外さないとダメなパターンだ・・・( ノД`)

この電源はプラグタイプで配線を自分でコントロールできるお気に入りの電源だったんですが、ハイエンドなGPUを使う事を想定しておらず、一度外して電源プラグを追加する必要が生じました・・・。

最初はグラボ外して取り付けて終了、うぇーいみたいな計画だったんですが、思ったよりも大規模な作業になってしまいました。

PCのつくる作業だと二日間くらい筋肉痛になる

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なんとか取り付け作業完了、Quadroとの違いは・・・!?

作品名 いづこから湧いてきたネジ

 

ふぅ・・なんとかネジが一本余ったけど取り付け作業できたぞー!

 

このネジ・・どこから湧いてでたんだ?

なんかすごい楽しんで作業しているように書いてますが、毎回PCを作るときは・・・苦痛だよ(´・ω・`)

今回もめんどくさすぎて発狂しかけました。

自作PCはプラモと一緒と言っている人もいるんですが、どうもそうとは思えないです・・・。

 

毎回BTOか迷うんですが、中途半端に電源があったりグラボがあると、「自作するか・・」という選択肢を毎回選んでしまいます。このループを断ち切りたい。。

 

一番下のやつはSE300-PCIEサウンドカードです。

 

うーん、せっかくカッコイイグラボ、もうほぼ見る機会がないのは悲しいネ・・。

問題なく動いてくれる事を確認。ちょっと安心。

ドライバ類はアンインストールせずにそのまま起動。いけるかなーと思ったら、解像度がうまく表示できていないみたいでした。

GPUドライバは再インストール。これで無事に動作も確認できました!

 

AEでのレンダリング、MAYAの動作は・・?

それでQuadro M4000との違いを発表したいのですが・・・

 

ほぼ変わりませんでした!!

一応CUDAレンダリングでAEでレンダリング。

いきなり共産趣味的絵でアレなのですが、今総統閣下とスターリン同志のデビュー用動画を作っているので、このプロジェクトでレンダリング。

Quadro M4000→6分8秒
RTX  2080 →5分50秒

ほぼ変わらない!!

よくよく調べてみると、GPUはほとんど使っていないみたいでした。

MAYAも動画をそれっぽく撮っておいたんですが、あんまり違いがわからなかった・・・(;´∀`)

 

結果 成果あまり無し・・!?

 

これだとあまりにも情報さなすぎなので、一応いろいろとググって面白い動画が出てきたので掲載しておきます。

旧型のQuadro 比較的最近のGeforceを比較した動画です。

YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。
Quadro K5000は GTX 780ベースのグラフィックボードです。2012年発売なので6年以上前。今から3世代前のGPUです。比較対象の1080は2017年発売で1世代前のGPUです。

 

ちなみに、MAYAはデフォルトではOpenGLでの描画になっているので、directXで描画したければプリファレンスを弄る必要があります。

項目はディスプレイ→レンダリングエンジン です。

 

ただまだ触って間もないので、今後何か発見があったら追加で書いていきます。

ゲーム用途では劇的な変化が!

 

16682 すごく快適

M4000が15781だったので、ドラクエ10は思ったほど変化がありませんでした。

FF14 14068 非常に快適

FF14は2倍近くのスコアになりました。さすがRTX2080!!

まぁプレイする訳でもないんですが・・(´・ω・`)

RTXトリプルスレッドバンドル対象製品なのでゲームがゲットできるチャンス!

https://jp.aorus.com/event-detail.php?i=965

Twitterで情報を頂きました♪

PCゲーム周りに疎くいもので助かりました( ノД`)

発売時は12万円していたRTX2080が9万ちょいで、しかもゲームが3本ついてくるとは・・・!

このキャンペーン全然知らなかったんですが、当時コスパ微妙すぎと言われたRTX2080・・・ようやく時代が来たか!?(´・ω・`)

ちなみに2070だと1本分のコードです。

追記 無事申請が通りました!これはお得なキャンペーンですね!

GV-N2080WF3-8GC  特に問題ありませんでした

という事で一切レビューがなかったGV-N2080WF3-8GC。ちょっと不安でしたが、まったく問題なく動作しています。ファン三枚は騒音もうるさいのかなと思ったんですが、負荷をかけても静かです。

 

負荷をかけた時の温度も調べてみました。

だいたい70度いかないくらい。

冬の時期なので微妙ですが、問題なさそうです。Quadro 4000は熱暴走で落ちたりしましたからね・・・。

 

今回RTX2080にした理由はゲームエンジンであるUnityとアンリアルエンジンに本格的に取り込むことが目的だったので、ゲームスコアの上がったのは当たり前ですが良かったです。

MAYAでの動作はハイポリなどを扱ったときにもっと早くなって欲しかったんですが、体感ではさほど大きな差はありませんでした。

Quadro M4000はGTX970のメモリを強化したバージョンで性能も高いグラボだったので、そこまでの差が出なかったのかなあ・・アプリケーションの限界なのかもしれない。

 

ただ、普通にCGをつくる上でもまったく問題なく動作するという方が重要ではないかと思います。ひと昔前は表示が乱れすぎてダメでしたからね。

ゲームエンジンが身近な存在となったのに並んで、かつてはハイエンド3DCGアプリだったMAYAも身近な存在へとなりつつあります!

 

ますますゲームとクリエイティブの境目が見えなくづらくなっている・・・。あらゆるもののハードルが下がるのは嬉しい半面、これから仕事を失うんじゃないかという恐怖も感じます(;’∀’)

 

 

結論

CG制作はGeforceで全然いけそう!

 

 

来年のZEN2で128スレッドを目指します!!(適当

 

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