データは一応出来たので早速3Dプリントといきます!
前回までのおさらいはコチラから。

今回は・・・うまく行ったところもあれば、やっちゃったZE★なところもあります。
[kaiwa3]光造形3Dプリンタもなかなか癖があるなあ(;´∀`)[/kaiwa3]
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Phrozen Shuffle、1か月以上ぶりの稼働・・・大丈夫か!?
今回使用するのは前回(1か月以上ぶり)に登場。 最新鋭光造形3Dプリンタのshuffleさん。
あれからけっこうツイッターで話題を呼んでいるプリンターのようです♪
お値段 5万5000円(送料1万円)
ただ、このままプリントをする事はできません。
Zbrushでの状態はこんな感じですが・・・。
今回の造形物は全長15センチを目指しているので、shuffleさんでは・・一発でプリントできません。パーツごとに分ける必要があります。
ちなみにこの機種の購入後、すぐにshuffleXLプリンタ(より大きな造形物を製造可能ただし精度は少し落ちる)が発売されるという悲劇
もうちょい早く言えや(´・ω・`)
いや、さすがに買えないし!(財政難)
パーツ分割・・実はいろいろ試行錯誤したけど結局いつもと変化ナシ
とりあえず分けてみました。
このディティール出てくれるんかなあ・・・。
ここからは覚書。次回から忘れないようにしておく半分メモ代わりにしておきます。
今回新しいアプリケーションとしてウィンドウズの無料アプリ、3Dbuilderを使いました。
データのエラーがあってもわりとプリントしてくれるのですが、今回は試したい事があったのでこのアプリでエラーチェックします(‘ω’)
ワンクリックで全部修正してくれるので楽です。
次にオートデスク MeshMixer を使うことにしました。
けっこう古いアブリなのですが、同じく無料です。このアプリでも修正は可能なのですが、けっこうエラー修復に時間が掛かったので、エラー修正自体は上の3Dbuilderを使いましたΣ(・ω・ノ)ノ
アプリを交互に使いすぎて頭が痛くなってきた
で、これがやってみたかった事。
中空という機能です!
実はこれまで当研究所で使用していた3Dプリンタはプラスチックを熱で溶かすタイプのもので、これは丁寧に中に空洞を自動的に作ってくれるんですよね。
つまり、材料費が浮く! ※おそらく200円くらい
しかし、光造形プリンターはレジンという性質上このような空洞を自動で作ることは難しく・・・このままだと中身がぎっしり詰まったもったいない使い方になってしまいます・・・(;´・ω・)
材料費が高い! 予想としては1000円分くらいは掛かる
なので、こんな感じで中身を空洞にすることで、素材費を抑えることができるのです!!
ちなみに赤い部分はもっこりではなく、穴になります。ここから空洞に入ってしまったレジンが流れ出すという仕組みです。
そしてここまで説明しておいて難ですが、今回この中空を使いませんでした!
理由は・・・。
こうなるからです。。
もうちょっと詳しく見ていきましょう。
原理としてはこうです。分かりづらいのですが、出力されるときは見てる図と逆になります。
しかし穴はどうしてもディティールが細かい部分に作ることができないので、平たん部分につくるとどうしてもこの仕様になってしまうのです!
緑色の部分はサポート材といって、これもプリントするには必須のものなのですが、ここまでくると・・・。
節約の意味まるでないんじゃね?
という真理にたどり着きました(;´・ω・)
もう・・もう普通でええやろ!!!
結局データ的に入らず、今回はけっこう分割しました。。。
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shuffle稼働!これぞ驚異的なディティール!!
まずは前の方についてる歯車的な部分と頭をプリントします。
イソプロピルアルコールで洗浄です。
ディティールが見えてきました!
どんどんプリントしていきましょう。
ここが一番心配な部分の本体部分です。
おお! めっちゃいい感じにディティールが彫られています。
※机がレジンが汚れていきますが気にしないでください。
今回はちゃんと公式通りの洗浄方法をまねしてみました。スプレーにアルコールを入れて噴射していきます!
レジンのお好み焼きができましたので鉄板からはがしましょう。
きもちぃ(´∀`)
これがshuffleの実力・・・・あ、あれ?
素晴らしすぎる精度だ・・・。
早速組み合わせて・・・・。
めっちゃ穴できとるうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!
とりあえず応急処置。。。これは後が大変そうだな・・・(;´・ω・)
という事は頭も・・・?
うわあああああ!!!!!
秘技! レジンだいこんおろし!!!
お・・・お、おう・・・。
実はこれはshuffleの問題点というよりはレジンの仕様かなと思います。
解決策としては・・・なにかあるんかな・・(;´・ω・)
という感じで中途半端ではありますが本日はここまでにしておきます。
次回は接地面の修正という地味すぎる記事+08号でも作ってみようかと思いますので、引き続き完成までお付き合いくださいませ!
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