例によって長文になりますので、読むのがめんどくさい方は結論だけでも読んでくればなと思います!
別に今年で6年目だからといって悲観する必要はないと思います(・ω・)
この期間になると、どのMMORPGも停滞期です。ですが、この停滞という言葉は増えもしないけど、そんな過疎にもならないよ!という意味でもあります。
そしてドラクエ10は2017年でかなりの新規ユーザーが流入しており、例えばPS4を見ると非常に高い割合で継続しています。
つまりは・・・ドンとこい停滞期!
結論は以上です。
各MMORPGの6年目を比較してみる
さて。
気になるのが過去にあるMMORPGの接続数の変化ですよね。わりと資料集められるかなと思ったんですが、以外とないんですよ!「MMORPG 接続数」と検索すると、マジで9割FF14です。かろうじでROが出てくる程度・・。
そんな中ではありますが、三つのMMORPGを例にして6年目のドラクエ10を考えていきます!
・ROの事例
ROはリアルタイムで接続数が確認できるゲームだったので、容易に数を調べることができたゲームです。
(千里の道も一歩様から引用)
ROは課金開始時期が2002年の12月ですが、世間で知られるようになったのはβテスト時の2002年の上旬頃だと記憶しています。
注目して頂きたいのは2006年、運営開始5年目の時に最大接続数が回復しているのがわかります。5年目のMMORPGと聞くとやや没落傾向にあるものと思いがちですが、必ずしもそうではないようです。
しかし、同時に言えるのは平均接続数の方はまったく伸びていません。
実はこの現象は今のドラクエ10にも似ているところがあります。例えばver4の売上本数に関してですが、ver4はファミ通によれば18万以上売れました。ver3がパッケージのみで20万である事を考えると少なくなったともいえますが、いまだに非常に安定した層が購入しているのがわかります。
ところが、最近のドラクエ10、まぁ1年くらい前からそうだと思いますが、コインボスに行くとき困ることが多いです。
恥ずかしながら、ver3後半はガチでエアプだったので、わりと緑玉が仲間を探すことが多かったのですが・・・まぁ緑玉が少ない!!
Sキラーマシン緑玉もっと出して(´・ω・`)
「ほんとうに18万も売れてんの?ファミ通の売上は嘘だ!」・・・という考えも一理あると思えてくるレベルなのですが、実はこれが最大接続数、平均接続数のギャップなんだと思います。
確かにプレイヤーはパッケージを購入したり、ログインはするにはするのですが、何か行動を起こしたり、長時間ログインする人が減っているという事を意味しています。
そして、このギャップ自体防ぐことは難しく、どのMMORPGを通る道なのですが、大型アップデートの度に回復する傾向にもあります。
残念ながら、ROはアップデートが日本に限り非常に遅い上、拡張パッケージもなく、ストーリー性も非常に薄いゲームだったので、以降、数字上は完全に停滞してしまいました。
これに対してコインボスの緑玉が少ないという現象は、プレイヤーの平均接続数が減りつつある事も影響しているでしょうが、コンテンツや人の集め方などに問題がある戦術レベルの話でもあります。
これを回復するには先述した通り、大型アップデートを行ってユーザーのモチベーションを喚起する必要があるでしょうね。
余談ですが、ROで最大接続数が一時的に回復したのは、ガンスリンガーの実装かな・・たぶん!
THE中世ファンタジーなROの世界観に初めて銃が登場したので話題性はあったと思います。
その後残念ながらガンスリ・・・当時PTでは使い物にならないゴミジョブ・・・いや、ソロジョブだったので、人気は急激に陰ってしまいました。これが最大接続数回復からの急落した理由ではないでしょうか。
FF11の事例
FF11は未プレイでまったく詳しくありません!差し当たり、ホイミソ堂さんやその他当時のブログなどを参考にしています。
かつてのFF11は規模としては国内最大で、ROの1.5倍以上の最大接続数を誇ります。
残念ながら接続数を示すグラフがなかったため、拡張版の売上から接続数などを分析します。
2年目 ジラートの幻影 13万2000本
3年目 プロマシアの呪縛 10万4000本
5年目 アトルガンの秘宝 7万6000本
6年目 アルタナの神兵 8万4000本 (年間?)
12年目 アルドゥインの魔境 1万5000本
ちょっとアルタナの神兵についてはソースのサイトが違うので、確実な情報とはいえないかもしれませんが、
実は5年目から6年目に関してほとんど売上本数が減少していないようです。
同接最大値は18万とドラクエ10と同程度。そこから暫くは10万程度の接続数は維持し続けるなど、ROに比べると全体的に人口の減少が緩やかなように感じますね。パッケージ版の発売や、プラットフォームを増やしていったことが良い傾向をもたらしたのではないでしょうか。
・WoWの事例
これ・・参考になるのかな?(´・ω・`) 5年目から6年目にかけて全盛期ですよね完全に。
サブスクリプションは課金者という意味ですので、1200万人になります。
なんだよ、この数字!!
新規に好評のドラクエ10!?
5年目から6年目にかけて、成熟したMMORPGの人口が激減する事はありえない話ではありません。
ただ、歴代のMMORPGの事例を見ても、そこまで人が減っていないという事がお分かり頂けたと思います。
そして、ドラクエ10の傾向はFF11により似ている上、さらに状況としては楽観的です。昨年はPS4、switchと立て続けに違うプラットフォームで発売がされました。
ドラクエ10のPS4版の売上を見ていきましょう(‘ω’)
初週で1万4000本です。ファミ通だと1万6000本程度で、かなり苦戦が報じられた数ではありました。
ではver4.0のPS4版の売上本数はいくつかと言うと・・・。
PS4版ver4.0を購入したのは2万1262本です。
おおっと計算が合わないー!と思ったかもしれませんが、オールインパッケージのPS4版はジワ売れをした経緯がある事を踏まえる必要があります。
とりあえず、これだけは言えるのはPS4版のオールインパッケージを購入したプレイヤーの多くの人がそのままver4を買ってくれたという事実です。
もちろん全て新規勢という訳ではありませんが、このver4の購入比率って・・・かなり驚異的ではないてじょうか。
ROはPCオンリー、FF11もXbox360版の発売がありましたが、ドラクエ10はswitchとPS4で新しいユーザーの取り込みに、数字上は成功しました。この新しい人たちにとってドラクエ10はまだ1年目のゲームですので、確かに伸びしろは2018年に限りほとんどありませんが、同時に早々に過疎る要素もないと思います。
まぁこういった人口がなんだという話題は、そもそも楽しくプレイできていれば気にする必要もありません。
しかし、どうしてもMMORPGというのはゲームよりも、それを取り巻く人間模様や政治に目がいってしまう所もあるので、人口問題についても頭の片隅の片隅くらいに置いといた方が、いろいろと安心できるのではないかと思います(´・ω・`)