今回は第一弾として、エルフとしてのふるさと、エルトナ大陸を徹底的に調査してみました!
歴史と概要
赤・カミハルムイ国と直轄領土
青・アズラン町
緑・ツスクル村
世界樹と共にあり、現在は巫女ヒメアがその守護に当たっている。

↑エルドナの銅像ツスクル村の由来は、世界樹が移りかわったことによって、移民したエルフたちの村であり、現在の世界樹は三代目にあたる。
花開きの聖祭によってその役割が終われば、世界樹の守り人は使命を全うして、この村も移り変わることになるだろう。

↑世界樹を象ったツスクルの紋章
アズランの町
アズランの町は風を重んじる風習があり、フウラの母は優秀な風乗りとして知られていた。
今ではフウラが後を継ぐことになる。
風の化身でもあるカムシカを祭っており、ツスクルやカミハルムイとは異なった伝統を守っている。
↑カムシカを象ったアズランの紋章
カミハルムイ国
カミハルムイ国の王家はそのルーツを探ると、エルトナの聖地を発見した一族の末裔とされ、建国は1500年前とされる。
国名の由来は、昔より伝わる詩の頭文字である「神・春・無為」に因んだものである。
大陸全体の歴史
レイダメテス出現の際はほとんどのエルフは大陸を追われ、グレン城でなんとか踏みとどまっていたものの、人間の指導者であるシオドーアによって追放されてしまう。
当時のエルフの指導者は巫女のヤクルであり、彼女も秘術により500年間、二代目の世界樹の守り人を務める。
レイダメテス撃破後、病に倒れ、娘のヒメアに世界樹の守り人を託す。
二代目の世界樹は魔瘴に蝕まれており、現在では暗黒大陸と呼ばれるほど、魔瘴に多くを飲み込まれてしまった。
その影響によって生み出された、アラグネによってエルフの聖地を喪失する。
聖地を追われたカミハルムイ国は、現在の王都の位置に遷都を行い、かつての地は捨てられた城と呼ばれるようになる。
再び聖地を回復し、リタ姫の真実を知ることに、50年という歳月を必要とした。
魔瘴の勢いはその後、主人公や少年の活躍によって、押しとめられるものの、いまだに大陸全土の脅威となっている。
↑エルトナの聖地を象ったカミハルムイ国の紋章
政治
実権はニコロイ王が多くを握っているものの、アズランといった独立した国人衆のような存在もある。
一人娘(?)のリン姫は残念な味覚な持ち主でバランス感覚のある人物か疑わしい。
本人の隣で悪口を平然と言われるなど、人望もあまりないようだ。
聞こえてるって・・・!!
ツスクルの村は世界樹を守護するための村であり、規模としては大きくはないが、世界樹はエルトナの根幹であり、それを守護する巫女ヒメアはエルトナ全体に権威を持ち、ニコロイ王も畏怖する存在になっている。
ただし、二代目の世界樹の巫女であったヤクルが全エルフを指導したのに対して、現在の巫女ヒメアの権力はツスクル周辺に留まっている。

↑巫女・ヒメアの首飾り。菊の御紋に良く似ているが、花の枚数は12枚である。
独立した町でもあるアズランの町と密接な関係にあるスィの塔の紋章は、ツスクルの村と同じものである。
世界樹を模した紋章に、旭日が入り込んでいる。
自然信仰が根ざしているエルトナでは、太陽への信仰もあるのだろうか。
このように、エルトナ大陸ではカミハルムイを治めているニコロイ王が最大の権力であるものの、大陸全土にその権威が及んでいるわけではなく、スィの塔の紋章などを見るに、世界樹の守り人の権威は、今もとても大きいようだ。
経済
このため、それを利用した木工ギルドを中心として家具屋の拠点も存在している。
それぞれの地域で食文化はやや異なっており、ツスクルではツスクルつくしの佃煮など、郷土料理が発達している。
ツスクルではバナナやリンゴといった果物も栽培されている。
アズランは三つの地域の中で、もっとも彩色豊かな食材が特徴。
おしんこう、焼き魚といった、和食が中心のようだ。
大国であるカミハルムイの庶民の食卓を覗いて見た。
豆腐がメインである。
このように、カミハルムイでは国民の生活水準が低いのではないか、という懸念がある。
中心都市であるカミハルムイは、江戸の街を彷彿とさせるような部分もあり、城から見て西側が武家屋敷(山の手)。
↑カミハルムイ北の「山の手」にある武家屋敷
地価が高騰している影響で、豆腐中心の清貧の生活を強いられているのかもしれない。
魔瘴の影響からか、農耕面積を失っており、慢性的な食糧難に見舞われている可能性がある。
このように、様々な問題を抱えるカミハルムイだが、技術面では先進的であり、ハネツキ博士によって、花を咲かせるなどドルワーム王国も唸らせる技術を保持しており、魔障への研究も先進的であるといえる。(遺伝子操作・・?)
自然を重んじているエルフが自然の摂理を変化させるのは、果たして民族の未来に寄与するのだろうか。
エルトナの伝統的な桜は、ソメイヨシノとは違い、花びらの形状が鳥の羽のような形をしている。
う・・うーん??
防衛・安全保障
若干手抜きが見られる。
カミハルムイ城は江戸城に似ており、平城であるが、巨大な堀を備え、敵からの侵攻を守る設備を十分備える。
巫女ヒメアの住居は堀などがなく、防備もほとんどない。
京都御所のようなイメージでつくられたのだろうか。
国内の懸念として、アズランはいずれの勢力からも独立した存在であるが、公開できない職人ギルドなどを抱えているなど、大量破壊兵器の開発を行っている可能性も否定できない。
またツスクルの村も強大な呪文を研究しており、強大な軍事力を手にする可能性は十分にありえるだろう。
総評
エルフのふるさと。エルトナ大陸を検証していきました!
一応断って置きますと、個人的な考察の部分もありますので、そのへんはご了承ください。
エルトナ大陸の文化的なところを見ると、調べてみれば調べてみるほど、日本の文化をリスペクトとしているようですね。
今後記述する超大国ヴェリナードに比較すると、あまり力は強くないようですが、何事も程ほどが一番なのかもしれません。
初代世界樹はいまだに言及はなく、今後物語りの重要な鍵を握ることになるかもしれませんね。
新企画 アストルティア見聞録第一弾は以上になります!
ここ数週間、ほとんど日課もせずにひたすらアストルティアの各地を歩いています。
そんな終末期のドラクエ生活も悪くはないです。みなさんもちょっと詰まったら、アストルティアの世界を見て回るのはいかがでしょうか。
目立っている部分がどうも世界観もへったくれもないのでアレですが、ひとつひとつの設定はとても丁寧に創られているんですね。
小さな発見があったり、アストルティアはやっぱりいい世界です。
また、ここで書かれた内容の一部は、アストルティア創世記を参考にさせていただきました。
アストルティア創世記は設定画など、この記事とは比較にならない程、深いビジュアルが見れますので、興味のある方はぜひ手にとってください!個人的にはホント、いい本です!
良い記事だと思ったら応援お願いします!(しかし、時間が掛かる記事でした。。。)