歴史と概要
神話の時代に「ワギ」によって創造されたドワーフたちの大陸、ドワチャッカ。
ドワチャッカ大陸の文明は、少なくともレンダーシアに次ぐ長い歴史を持ち、今から四千年前に三闘士が大陸を開拓したことに遡る。
彼らの遺品である斧、ハンマー、盾は、後の時代に建国された国々に受け継がれた。
三国時代
高度な文明によって、反重力装置や空間移動装置など、あらゆる科学が発展し、文明は栄華をきわめた。
その後、地下戦争によって文明が崩壊するまでの期間を三国時代と呼ぶ。
・ウルベア地下帝国
ウルベア地下帝国が最盛を極めたのは、今から3000年以上前に遡る。
高度な文明によって、反重力装置や空間移動装置など、あらゆる科学が発展し、文明は栄華をきわめた。
その後、地下戦争が原因となり文明が崩壊するまでの期間を三国時代と呼ぶ。
この三国の中でも最大の国家がウルベア地下帝国で、大陸の大部分を版図に収めていたようだ。
三闘士が大陸を開拓した時代から1000年後に第七代の皇帝と書かれていることから、当時から既に数百年の歴史を誇っていた。
『ウルベア地下遺跡を読み解く』によれば、ドルワーム王立研究院は地下遺跡の調査を行った結果、遺跡と同じ特徴の持つ青白い石片が大陸各所で発掘されたとされる。
つまり、帝国は大陸全土にまたがった巨大な”地下”帝国ではないかと考えられ、この無茶とも言える見解は否定される材料もなく、学会では有力な見解となっているようだ。
・ガデリア皇国
現在では大陸のわずかな場所に、かつての技術を発掘して活用する例が見られる。
かつては皇太子、ビャン・ダオはウルベア魔人兵によって守られ現在まで冷凍睡眠された状態で生き残っていた。
ドルワーム王国
政治
赤・・・ドルワーム王国
緑・・・岳都ガタラ
青・・・アグラニの町
地域の影響力はあり、アグラニの町の採掘システムなどの保守に関わっている。
アグラニの町はドワーフ発祥の地であるが、エルトナとは違い、神格化はされていない。
辺境に位置しているが故に戦災を免れたのか、地表近くにあるのにも関わらず、かつての遺産が現存している。
この町はドルワーム王国の影響力が強く、ドルワームの研究員が、神カラクリの保守のために滞在している。
産出された鉱石などが、同国の経済を支えているのだろうか。
気候
経済
火山活動が活発だったドワチャッカ大陸は鉱業が盛んだ。現在もアグラニは鉱山の街として栄えており、旧世界の遺産のおかげで地下深く採掘することが可能となっているようだ。
この町は上層と下層に別れているめずらしい町といえる。
防砂ダムは謎が多いが、ダムの内部は極端に砂が排出されているためか、近隣エリアとは思えない美しい情景を望む。
旧世界のドワーフたちが理想の世界を作り出すための装置だったのかもしれない・・・。
この一族は、ヴェリナード城や、不思議の魔塔の建築に携わったとされる。その名残で、大きなお屋敷を構えているものの、高い税金を取られている有様のようだ。

防衛・安全保障
このためドルワーム王国では、国の規模から比較しても相当充実した装備を誇っている。
しかし、腹パンをかましたら、意外と勝てそうな風貌!
特に兵士の装備は他大陸に比べても優秀な防御力を誇り、防具職人ギルドのお膝元に恥じない充実したものになっている。
そのあまりにも充実ぶりから、太陽石の掘削を求めて他大陸を圧迫する可能性も・・・?
しかし、この絵には三闘士像がない。
ここに至る歴史はいまだ判明していないものの、三闘士像が建てられたことによって、火山活動が抑えられているのかもしれない
下に続く道はほとんどが塞がれているため、地下がどれだけ汚染されたか知るよしもないが、既に3000年が経過しており、仮に放射能汚染があったとしても、核物質の多くは微小になっているものと考えられる。
ガテリア皇国滅亡からわずかな年月で、勝利したはずのウルベア地下帝国も滅亡しており、戦争によって多大な地下汚染が発生したのではないだろうか。
その後生まれた天魔によって、隣国であったドルワームを滅亡させてしまう。もしかしたらウルベア地下帝国も天魔の影響によるところもあったのかもしれない。天魔クァバルナの存在は、ドワーフたちの犯した罪のために生まれた存在ではないだろうか。
各地に広がる謎
大陸南部には、ザグバン丘陵という荒地が存在しているが、この地域の特色はその巨大なクレーターにある。
これが何時作られたものなのか、不明な点は多いが、近くには当時は強力だったレッド、ブルーイーターの存在もあり、魔物との関連性は否定できない。
グランドタイタス号の中に飾られてある絵画。
クレーター地域はアストルティアでも有名なようだ。
ザグバン丘陵の最果てには、ザグビナ遺構という旧三国時代に作られたであろう遺跡が存在している。
天魔復活の際は、この場所で封印することになったが、天魔と何か関連性があるのかもしれない。
もし関係があるとすれば、天魔は旧三国時代の何れかの国が作り出した存在なのだろうか。
さらに、ドワチャッカは宇宙との関わりがなぜか強く、ゴブル西砂漠では、謎の球体が発見され、簡単に姿を見ることが出来る。
これが一体何に使われたのか、旧世界の遺産なのか、はたまた宇宙から降り注いだものなのか、ドルワームの王立研究所の力を持っても、解明されるに至っていない。
しかし、唯一食感だけは判明しており、研究者によると、「やわらかくて甘酸っぱいが、口に入れると硬くなる」ようだ。
その科学者根性には感服するものである。
あとがき
今回のアストルティア見聞録は、前々から記事にしたかったドワチャッカ大陸を特集しました!
調べてみると、終わってしまった後のセカイという、厨ニ心を揺さぶる面白い歴史と文化をもっていたようですね。
次は、最強地域と名高い(!?)ウェナ諸島を特集します!
また、ここで書かれた内容の一部は、アストルティア創世記を参考にさせていただきました。
アストルティア創世記は設定画など、この記事とは比較にならない程、深いビジュアルが見れますので、興味のある方はぜひ手にとってください!個人的にはホント、いい本です!
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