行動心理学で考えるドラテンの日課の罠

・ドラクエ立ち上げ
・パスワード入力
・ワンタイムパスワード表示
・ワンタイムパスワード入力
・ログイン選択
・ルーラ石で移動
・討伐配布にイイネ
(・取引)
・なかまに入る
・ありがとう!とチャット
・選択受注
・チャッチャッチャッチャッチャララー
・なかまを抜ける
・酒場に行く
・サポートなかまを確認する
・サポート仲間を三人雇う
(・なかまモンスターのレベルを確認)
・強戦士の書を選択
・少し移動

・戦闘
・完了
・報告
・てろてろてろてってって、てれてって、てれてれてれてれてってってー♪ バン!


いきなり謎の文字の羅列となってしまいましたが、ご存知の通り討伐日課のプレイヤーの行動を示したものになります。カッコの部分は必要ないこともありえる点を意味しています。

見ての通り、めんどくさい感じは伝わってきます。
しかし、日替わり討伐が金策というユーザーも居ますし、何より日課はなるべくしなければいけないと思うのが人情。

それに修正によって報酬も随分と良くなりました。
一応コンテンツとしてマシになってきているような気がしますが、果たして現状が良いといえるのでしょうか。

今回は人間の行動に基づく心理学的観点から、日替わり討伐の実態を分析していきます!

2015_12_19_61

・日替わり討伐の目的とは何か?

シンプルな質問ですが、日替わり討伐にはどんな目的があるのでしょうか。
経験値やゴールドがもらえるから、あるいは名声がもらえるから。

理由はどちらでも構いませんが、キャラクターを強化したいという目標は小さくともあるのではないかと思います。

それは一応”その人の目標”になります。

目標に向かって人間は努力する、これは当たり前の感性と思いがちですが実は当てはまらない事も多いのです。

例えばニコニコ動画のプレミア会員になっている方は居ると思います。
ぼくも一応ドラテンTVを見るだけの目的で入っていたのですが、半年くらい前にやめました。

思いとしてはずっと辞めたかったんですけど、ついずるずると長い期間お布施を払い続けたことになります。解約したいけどまだ解約できていない。そんな人も多いのではないでしょうか。

さて、この件は人間の目的と行動が伴っていない例になります。

人間は目的よりもその場の感情や環境によって左右されてしまうのです。

これだけだと例として弱いので、完全にディスカバリーチャンネルの請負になってしまうのですが、ちょっと重い例を出します。

臓器提供意思カードというものがあります。
外国の資料で恐縮なのですが、それぞれ提供しても良いと答えた人とそう答えなかった人の国別の割合は以下の通りです。

画像出典 ディスカバリーチャンネル

それぞれの国によって大きな隔たりがあるのがわかります。
提供に肯定的な人の数はそれほど変わらないのに、なぜ大きな差が出てしまのか。

実は文化的な違いではなくて、臓器提供カードの内容に違いがあったようです。

画像出典 ディスカバリーチャンネル

高い方は、臓器提供を拒否したければチェックを入れ、低い方は提供を了承したければチェックを入れる。

たったのこれだけの違いだけなのです。

初期状態。
つまり“デフォルト”がいかに人間の心理に強い影響を与えるか。
そして、いかに人間が楽な方を選択しやすいか、という事をさしています。

たとえ1クリック。1クリックでさえそれをするには、精神的には物凄い労力となりえるのです。


それでは話を戻しまして、日替わり討伐の表をもう一度見てみましょう。

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・なかまを抜ける
・酒場に行く
・サポートなかまを確認する
・サポート仲間を三人雇う
(・なかまモンスターのレベルを確認)
・強戦士の書を選択
・少し移動

・戦闘
・完了
・報告
・てろてろてろてってって、てれてって、てれてれてれてれてってってー♪ バン!

戦闘に行きつくまで長すぎる!!

これまで日替わり討伐は、報酬を増やしていきました。
さらには、週替わり討伐も増やしました。それは良いのですが、完全に罠に陥っているのがわかります。

目標だけ見ているのです。

ドラクエらしさと称するものに、「わかりやすさ」「シンプル」があったと思うのですが、いったいどこへいったのでしょうか。

今のままでは、検問が20個近くあるのも同然です。
これでは目的地までたどり着くな!!といわんばかりです。

先ほども分析した通り、人間は確かに目標を持ってはいますが、目標に向かって行動できない事の方が多いのです。

報酬を増やしたこと自体は否定しませんが、まずはひとりのプレイヤーの行動を十分に考える必要があるでしょう。

それではどのように改善していくべきなのでしょうか。あくまでも一例ですが、このようになります。

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・ログイン選択
・酒場に行く
・サポートなかまを確認する
・サポート仲間を三人雇う
(・なかまモンスターのレベルを確認)
・強戦士の書を選択
・少し移動

・戦闘
・完了
・報告

そもそも最初から受注している状態にすれば良いのではないでしょうか。受注すること自体必要ないのです。

雑魚敵の討伐であっても、例えば目的地にすぐに飛べるようにすれば、それほど作業量が増える事はありません。

戦闘にも問題は確かにあると思います。シンボルエンカウント特有のめんどくささ、なかま呼び、確かに問題といえば問題です。

しかし、そういった根本からごっそり変える事を論ずる前にできる事がたくさんあるのです。

プレイヤー目線になって報酬を増やすのも確かに重要なのですが、プレイヤーの心理をもっと考えべきではないでしょうか。

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それこそが行動心理学。手順の多すぎる討伐の問題点なのです!

mesa3

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