祝・ドラクエ10コンサート!~すぎやん先生と日本のクラシック~

今回のすぎやん先生のドラクエコンサートはドラクエ10づくし!!

しかも、取り上げるのは、いまだオーケストラ音源でなかったver2、3の収録曲たち。
それに近場ですので、これは行くっきゃない!・・・・と思って意気揚々とチケットの購入をしようとしたのですが、

どうやら10分で完売したのでした・・・無念(´・ω・`)

仕方が無いのであきらめようと思ったのですが、今はとても良い時代になりまして、ニコニコ動画でチケットを購入して演奏を聴くことにしました。
まずこの視聴方法なのですが、録音したものを直に聴いていますので仕方がありませんが、音のバランスがおかしくなるところがありました。
音質は篭ってた箇所はありますが、悪くは無いと思いますね。演奏は・・うん、けっこうトチってるぞ都響!!

そして、ネット回線の問題かそれともニコニコの問題なのかわかりませんが、たまにブチッと音が途切れることがありました。
 
・・・なんかいろいろネガティブなことを全体を通せばとても満足なんですよ!

やはりver2、3のBGMの初演ですからね。それだけで価値があります。

個人的に特に良かったのが、当初あまり評判の良くなかった晴れ渡る世界(真レンダーシアフィールド)でしょうか。
granj
この曲はとにかく、シンセ音源では、単調で煩いだけだったのですが、オーケストラで聴くとすぎやん先生の田園交響曲を思わせるような、古典的の中にも楽しさがある、そんな楽曲に変貌を遂げたとような気がします!

ゲーム内での実装が楽しみです。

飛竜の曲もとっても良いですね。

こちらはシンセ音源からけっこう好きだったのですが、一瞬ですぎやん先生作曲とわかるような、すぎやま節が唸る楽曲でした。

本当にこのお方は、幾つになろうともまったく衰えを感じさせない、凄いパワーある方だと不肖ぼくごときですが、ただただ関心するばかりです。

でもやっぱり通常戦闘になると、いまだに椅子から転がり落ちる感覚になるのはご愛嬌!

テロリーンが印象に残りすぎるんだぁ。

さて、すぎやん先生はおん年85歳。
再高齢のゲーム音楽を作曲した作曲家としてギネスに認定されたようですね!
これは本当に素晴らしい偉業です。
さて、このゲーム音楽ですが、もはやドラクエの音楽をそれで片付けてしまった良いのか、例えば、クラシック音楽の定義となると、一般的にゲーム音楽はそれに属しませんが、しかしドラクエの音楽も立派なクラシックだと個人的には思いますよ。
「交響組曲」なんて名前が付けられていますしね。

日本のクラシック、オーケストラの歴史は当然ではありますが、西洋に比べれば歴史が深い訳でもなく、明治20年にはじめて山田耕作の交響曲「かちどきと平和」が発表されるなどして始まります。

音楽の世界でも西洋に追いつけ追い越せ!が行われていたんですね。

それから時代は進んだものの、ほとんど一貫していたのは、西洋音楽と日本の音楽の調和でした。
山田耕作のつくったシンフォニーは雅楽的なところを何処か持ち合わせていたように、例えば橋本國彦のような戦前のクラシック作曲家は、沖縄の民謡と日本・西洋音楽の融合したかのような楽曲を残しました。

戦後はクラシック音楽というジャンルが大きく変質して、一般的には親しみづらいものが増えてしまいましたが、
代わりに映画音楽というジャンルに、わかりやすいクラシック的な音楽は受け継がれていきました。

その代表はシンゴジラでも、もちろん話題になった伊福部昭。
このお方も非常に民族的な響きを大切にしながらも、アイヌ音楽の影響を受けた独特な楽曲を多数残しています。

そして現在。

映画音楽からゲーム音楽へ。ますますクラシック音楽は横に広がりを見せるようになりました。
すぎやん先生のつくる音楽は、歌謡曲の作曲をされていただけに、どの曲も親しみやすく、わかりやすい楽曲ばかり。
そういった、山田耕作、伊福部昭と繋がる”ナショナルクラシック”の系譜を受け継ぐ存在の一人として、すぎやん先生もそうですが、いまだ途切れることなく今に至るなと感じました。

ゲーム内の音源がいつ挿し代わるかですが、以前によーすぴが苦虫を噛み潰したような顔をしていたので、けっこう時間が掛かりそうな気配はしますね・・・。

久しぶりにDVDや動画を見ずに、ドラクエ10を純粋にプレイしたくなってくる、そんな一日でした!

mesa3

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