2045年エルおじの旅 VRMMOは本当に実現するのか?

※この記事は2016年に書いた記事です。

なぜ人はネカマになるのか?三部作の最終回は未来へ目を向けます。
ですが、書いていたところ、ほぼエルおじと無関係の内容になってしまいました!

人類の未来は・・・バーチャルリアリティーの実現に掛かっている!?
そんな昨今のVR事情を踏まえながら、ソードアートオンラインのようにVRMMORPGは実現するのか、分析していきます!

<衰退するMMORPG>



今から3年も前。われらがドラクエ10に一大ムーブメントを起こした名前があります。
それは、「キリト」。なんとアストルティアには400人近いキリトさんが存在したというから恐ろしい話です。

きりと 

さすがに、最近キリトさんはあまり見かけなくなってしまいましたが、ソードアートオンラインは、VRMMORPGという未来のMMOジャンルを提示してくれました。

実は現在、MMORPGというジャンルは確実に衰退しています。
ウルティマオンラインを黎明期として、その後、2000年代初頭はFF11 RO リネージュといった三大MMORPGが、一気にゲーマーに拡散して大衆化しました。

しかし、あれから10年という時を経て、ソーシャルゲームが台頭。
時間も掛かり、厄介な人間関係もあるというオンラインゲームは、そもそも現実とは違う空間を提供するゲームの性格とは、ある意味で異なるものといえ、MMORPGというジャンル自体を避けるユーザーも多くってしまいました。

これにより、ユーザー層の固定化を招いてしまい、ドラクエブランドをもってしても、”たかが100万”程度のユーザーしか獲得できませんでした。

新世代のMMORPGも結果的にはソーシャルゲームの簡単でお手軽、という要素に迎合する形を取らざるを得ませんでした。
そして、ドラクエ10もFF14も、MMORPGの問題点を修正した結果、実はその魅力の多くを殺す結果にもなっています。

こういった新しいMMORPGの形は成功したとは言い難いのです。

ドラクエ10もFF14も日課や制限といった縛りは、その世界への感情移入を著しく損なうものであると思います。

したがって、ドラクエ10は前世代のFF11やROといったゲームに比べて、ゲームの寿命はかなり短くなる可能性が高いです。

そして、さらなるMMORPGのユーザー数の減少へ繋がっていきます。
次に流行るのは、むしろ再びMMRPGの原点に立ち返るような動きがでるのではないか、と思うのですが、こういった、修正と改良を、繰り返せば繰り返すほど、MMORPGのパイはより小さくなっていく可能性は高いです。

・・・このMMORPGの負のスパイラルを断ち切るのは、VRMMORPGの存在で、実はそう遠くない将来に(部分的に)実現するかもしれません。

<既にVRゲームは発売を控える段階>



2015年の東京ゲームショウで大きく注目されたのはテーマは「VR」でした。
その中のひとつが、Oculus Rift(オキャラスリフト)というVRヘッドマウントディスプレイです。


視野角が大変広く、そこに自分が立っているかのような、まさしくVRを感じることができるガジェットです。
開発会社をフェイスブックが買収しており、ゲームに留まらず教育や医療といった現場にも応用が期待されています。

若干違和感があったのが操作ですが、xboxoneのコントローラーを使用します。しかし、上の画像のようなモーションコントローラーも発売予定ですので、よりリアルに感じられる空間になるかもしれませんね。
しかし、Oculus Riftは要求スペックが大変高く、PCなどを含むと20万円程度の投資が必要になってしまいのが難点です。

このように少々敷居は高いのが残念ですが、その一方でVRヘッドマウントディスプレイは既に一般化の傾向が強く現れており、PS4でも同様の体験が可能になります。

それが、ソニーのProject Morpheus (プロジェクト・モーフィアス)です。


こちらは、PS4との運用を想定しており、2016年上半期での発売を予定しています。
価格はおよそ3万~4万程度と言われており、ガジェット単体で見るとオキュラリフトと大差はありませんが、PS4があれば使えますので、比較的低価格で導入できます。

また、日本のサードメーカーも既に参入しています。
これにより、オキュラスリフトでは、FPSであったり、戦闘モノが中心ですが、このモーフィアスでは、画面の女の子と一緒に遊べるという、縄文時代から受け継がれし遺伝子をふんだんに含んだゲームも開発中のようです。

これはエルおじとかどうこうより、夢が広がるのでは・・?!

また、脳波によってコントロールする技術も既に開発されつつあります。

これは、手足が麻痺した方のためのシステムを研究している、MindMaze社から発売される予定の、MindLeapというヘッドマウントディスプレイです。


PVでは、脳波によって自分の仮想空間の手から炎を出す場面が見られました。

メラが撃てる日も近いぞ!!

2013年の時点で、既に脳波によって文字を打つ、という動作を行う実験にも成功しており、ますますVRMMOの実現が近づいているように感じます。

 

<.hackのようなVRは実現も近い>

.hackはヘッドマウントディスプレイとコントローラーとマイクさえあれば実現可能ですので、実は2015年現在でハードの障害は既にクリアしているといえます。

マイクは、異性を演じる際には大きな障害ですが、既にボイスチェンジャーは1万くらい投資すれば高品質なものが販売されていますので、全国20万人のエルおじに告ぐ!そちらを活用すれば、新時代のMMORPGの世界でネカマ・ネナベをする準備は整うぞ!

しかし・・・ソードアートオンラインのような完全なVRMMORPGとなると、話は変わってきます。
このゲームは、脳波から映像や空気感といったあらゆる感覚を制御しなければいけませんので、非常に大きな技術的な壁があります。

これは21世紀のうちに起こることをまとめた文章ですが、こちらを見ますと・・・

2030年まで
・インターネットメガネ、コンタクトレンズの登場
・無人運転車両
・バーチャル世界へ行く(架空の世界に行って様々な体験をするなど)、現実とバーチャル世界の融合
・四方の壁がスクリーンになる

2030年~2070年
・万能翻訳機(メガネ、コンタクトを用いて、異言語で話す相手が喋ると同時に翻訳され字幕が出るなど)
・3Dホログラム技術、完全なる3Dテレビ

2070年~2100年
・心で機械を動かす(心で思うだけでコンピューター、ロボットを操作)
・夢の録画
・いわゆる念力(超伝導技術と融合させ、心で思うだけでモノを動かす。『スターウォーズ』のフォースのようなもの)
・脳のスキャン(スキャンするだけで人の思考を読みとる)

2030年までに実現するのか!と思ったのですが、2070年~2100年の実現する。心で機械を動かす。脳のスキヤン。といった分野においても実現する必要がありますので、ナーヴギアが現実なものになるのには、この2100年を待たなければいけないことになります。

2100年・・・さすがにみんな死んでる!
SAOのような世界には行けないんだ!と悲観したくはありますが、この表は当てはまりません。

なぜなら人間が想像した項目にすぎないからです。

<未来予想は通用しない>



今現在、人間はコンピューターを使う立場にあります。
しかし、2045年に人間とコンピューターの知能が完全に逆転するという予測があります。

これだけでは、特に大きな変化が起きたように感じません。今でもチェスや囲碁といった分野で、コンピューターは人間よりも上の知能になりつつあるからです。

しかし、そういったコンピューターは人の手によって造られたものです。この2045年という時を境に、コンピューターが、コンピューターを作る世界になるといわれています。

今人間が予想している多くの未来は、人間の技術が高まっていった際に起こるものであって、コンピューターがコンピューターを作る世界になれば、実は多くの未来予想は違ったものになるかもしれません。

この2045年という年もむしろ早くなってしまうのでは?という事例もあります。

AMDのCPU「bulldozer」アーキテクチャは自動設計で作られたCPUという説もあり、既に、コンピューターがコンピューターを作る世界になりつつあるのです。(まぁ・・このCPUさんは享年ゼロ歳でしたが・・・。)

つまり、ソードアートオンラインの夢の技術、ナーヴギアは2045年以降の登場になりそうですが、この年を境に技術革新が行われれば、ぼくらが生きているうちに、完全なVRMMOが実現するのではないでしょうか。

しかし、同時に、機械がつくりだす機械が人類を敵としてみなして、排除するという、ターミネーター的な世界に繋がってしまう・・・というのは言いすぎかもしれませんが、実はそれに警鐘を鳴らしている人がいます。

それはあの物理と宇宙科学の権威、ホーキング博士で、博士は既に人工知能技術の進歩に対して警鐘を鳴らしているのです。

博士どうかしちゃったのか!?と思うかもしれませんが、こうやって物事を整理してみると、充分ありえる話だなと思います。

ですが、過去も今もそうであるように、技術の進歩を止めることはできないのだろうと思います。

<VR空間が実現するとしたら・・・ゲームの世界だけじゃない!?>

ホーキング博士が警鐘した人口知能ではありませんが、ゲームから派生したVRは既に軍事転用されており、米軍では既に訓練に導入されています。


コンディションを自由に作り出せ、兵士への負担も少ないということで、今後各国の軍隊でVRが積極的に用いられる可能性があります。

戦場では、人口知能に近い技術も進歩しており、既に無人偵察機や戦闘機といったものが実際に配備。
遠隔作業で目標物の攻撃を行います。とくに偵察といった殺傷と関わらない分野においては、民間の技術のある人間が採用されている程です。

そして先ほど記述したとおり、手足が不自由になった方へ対して、脳波によってコミュニケーションが取れるようになるなど、VRは医療にも転用されていきます。

実はこれは大きな変化です。
というのも、鉄道も、電気も、インターネットも、その発展の歴史はほとんど全て軍事にありました。
ですが、ゲームという名のVRの存在が大きくなり、既にゲームを基にして、ゲームが軍事や医療に転用されるようになってきています。

この逆転現象により、ゲームという存在が軍事に代わり、技術発展の軸になるかもしれない・・・!?

もし、そうなれば歴史の大きな転換になるかもしれません。

<完全なVR空間が創られた世界>



完全なVR空間が作られなくても、世界は大きく変わります。
VR空間にログインして、アバターで仕事をすれば、別に出勤する必要はなくなり、毎日電車に乗るような仕事も時代遅れになっていくと思います。

現状でも、スカイプやファイル転送といったもので、多くの業務をこなせることはこなせるんですけどね。

交通インフラに頼らない社会になれば、もしかしたら東京と地方の差を無くす地方創世にも繋がってくるかもしれません。

さらにVR技術が進歩すれば、画面のアバターが自分の全てになります。それは当然、同時に性別が無価値になる世界でもあります。

自由に自分の姿を選択でき、ここについに究極のネカマ・ネナベが完成されるのです!(むりやり入れた感)

いや、もはやそういう概念もなく、そこにあるのが自分自身です。
これはまさしくジェンダーフリーの世界です。

しかし、そんな性別なんて本当に些細な問題であって、そもそも、現実世界と同じ時間軸とは限りません。

ドラゴンボールのような精神と時の部屋のように、現実世界よりもゆっくりな時間軸になるかもしれません。
そうなれば、まさしくそこで特訓を行うこともできるかもしれませんし、人間の寿命も体感で飛躍的に伸びたように感じられるかもしれません。

物を買ったりする必要もなく、電子で作られた箱庭内で生活をすれば良いので、通常の経済活動は成り立たなくなり、電子の空間で擬似的な政府などが作られるかもしれません。

そしてここで思うのは、人間の未来はどちらかにひとつ。ということです。
例えばSFでは、大宇宙をめぐるスペースオペラのように、人類が外へ外へと広がっていきますが、車も空を飛べない今となっては、むしろ未来というのはより小さく、内へ内へと電子の空間に収まっていくのが、より現実的な未来なのではないかと思います。

完全にSFの話になってしまいますが、”理想の世界”の完成は、人類は緩やかに滅亡に向かっていく最大の要因になったり、ならなかったり・・・。

恐ろしいのは、これは遥か遠い未来の話をしているのではなく、実際に生きているうちに自分たちが体感することになるかもしれない事です。

書いているうちに、なんかワクワクしてきました。
未来に希望が持てない!という方も是非長生きして、VR生活をエンジョイしようじゃありませんか!

ということで、三部作でお送りした、「なぜ人はネカマになるのか?」いかがでしたでしょうか。
第三部は未来を提示するために、書けば書くほど内容がズレて、これ、どうしよう・・と思った次第ですが、これにて今回の企画は終わりになります。

信じるか信じないかは、あなた次第です!

良い記事だと思いましたら応援お願いいたします!

mesa3

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