中国ドラクエ10は終焉 別の国で展開しよう!

中国のドラクエ10が苦戦しているそうですね。

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画像出典 中国版ドラゴンクエスト10公式ホームページ

これはなかなかの過疎ぶりです。

ただし、そもそもドラクエというゲームはどうも海外展開を苦手としています。
もっとも売れたドラクエ9で国内430万に対して海外100万に過ぎません。

本米と欧州で合わせてこの数字は寂しいものがありますね。

主な理由としては、シナリオの堀井節が伝わりづらいことや、戦闘などのシステムが古いなどが挙げられますが、それは概ねその通りだと思います。
確かに海外ではオープンワールドの方が人気がありますし、スカイリムやウィッチャー3はドラクエが行きそびれた未来のひとつにさえ見えてきます。

しかし、本当の理由は違うところにあるのではないか、と思います。

つまり徹底的に売り込む国を間違えているのではないでしょうか。最初に要点をお話ししますと、ドラクエの勇者という存在、ドラクエには当然欠かせない要素のひとつですが、勇者はアメリカ人や中国人から見て、悪く言えばただのバカです。

これにより、なかなか感情移入しづらいのが原因なのではないかと思う次第です。

さて、まずアメリカからささっと分析しますが、アメリカ人はやたらとフレンドリーで、自分の感情を表に出しやすい民族性というのは、多くの人が感じるところだと思います。

ではなぜ、わざわざそんなフレンドリーに接しなければならないのか、これは個人的な意見なのですが、銃社会だからだと思いますね。

アメリカは刀狩りが失敗した社会なのです。だから自分から進んで明るく振舞って、お前には敵意がないよ!という事をアピールしているのです。ほとんど無意識であるとは思いますが、そうでもしない相手は銃を持っているかもしれません。冷静に考えれば怖い話です。

アメリカ社会に何も自分から話さない、黙って黙々とこなす勇者が居たらどう見られるでしょうか。良くてただの不審者、悪くてバカです。

一応ゼルダなど喋らない系主人公も売れる土壌はあるのですが、どうしてもストーリーがメインとなるドラクエでは理解しづらいのだと思います。

次に中国。一応ドラクエ10が展開している唯一の海外になりますが、残念ながら既に末期症状です。

はじめからあの国で成功する見込みはほとんどないと思っていて、このブログでもたぶん失敗するよね。と書いてはいたのですが、至極当然な結果ではないかと思います。ここから奇跡の回復もありえないでしょうね。

以前の記事でも書いたことなのですが、中国でドラクエ10が成功するかどうかの重要なキーワードは文字と歴史です。
あの国を繋げているのは、反日というキーワードではなくて、文字です。

ちょっと話はそれて日本語の話になりますが、これほんとに日本語か?という方言がいくつかあります。薩摩弁とか津軽弁だとか。あれは、そこに独自の文化があったという点もあるのですが、あえてわからなくした。という話もあります。都の役人に通用しないように、暗号化させた歴史があります。

それでは中国の場合はどうでしょう。
今でこそ6割~7割程度の人は中国標準語がそれなりに話せる状態になったそうですが、中国ははじめから言葉による疎通は地方でまったくできず、50年前は隣の村の人間の言葉すらわからない状態もあったそうです。

まとまりすぎて都合が悪いから逆に離れようぜ、という日本とは正反対の歴史ではないかと思います。
何を言いたいかと言えば、話言葉が通じないならば、文字で疎通するしかないのです。文字による疎通はあの多過ぎる人口をまとめあげる唯一のツールといえるでしょう。そう考えれば独裁国家でよくある当局の妨害たるものは、人民同士が文字によって疎通するMMORPGでは起きづらいと言えるでしょう。(アニメなどは規制が非常に強い)

とりあえず何か妨害をうける事はないのですが、残念ながら歴史、文化的には・・まったく合わない!
勇者はたとえ人を救おうが、国を救おうが、自分たちから要求をすることはありません。
自分が何も言わなくても相手がわかってくれるだろうという文化です。
壊れつつあるとはいえ、それでもTHE日本的な感性といえるでしょう。

しかし、ここでも勇者は中国人にとっては良くて不審者、悪くてバカです。

チャイナ文明では、世界を救ったんだから、王でもぶっ殺して自分が王になれば良いのに勇者はバカだな。です。

大陸の歴史は基本的にはその連続ですし、何より一般社会でも苛烈な競争社会がそれを物語っています。徹底的な個人主義が中国という国です。

結局アメリカは人口3億。中国は6億(インターネット人口)、単純に市場として比べれば魅力でしょうが、ドラクエの感性がもっとも合わない国で出してもそれは売れないのではないかと思います。

ドラクエはなんだかんだでストーリーを楽しむもの。それが理解できないのなら、流行るはずがないのです。

逆に一番売れる地域はどこかと言えば、こればかりは難しい話になります。
ひとつ言えることは、中国とアメリカ以外という話になりますが、あえてどこが一番合うのかと言えば、文化的な感性の近い中欧~東欧ではないかと思います。ポーランド、チェコ、ハンガリーなどがそれにあたります。

Walkerssk / Pixabay

これら国の近代史を超簡潔に書きますと・・

・二回程国がなくなり、国が西に引っ越しするなどして復活したポーランド。
・帝国内で比較的穏健に暮らしていたら、いつのまにか独立して、いつのまにかナチスに併合されたチェコ。
・非武装中立を気づいたら実践したところ国が滅びかけたハンガリー
そして共通点は旧東側陣営などなど、あまりにも悲惨な事が起きすぎる歴史に気分が沈んできます。

Q. 1個の電球を取り替えるのに何人のポーランド人が必要か?

A. 100人。1人が電球をつかんで残りの99人が家を回す

といったように、特にポーランドはどうも小馬鹿にされる印象で、牧歌的で愚直であることをいじられる事も多いようです。
ただ、ひとつ言えることは西に厄介ごとばかりのドイツ、東に野蛮なロシア、南に飯がまずいという事がキッカケで民族浄化がはじまるバルカン半島というヤバイ奴らに囲まれていたことで、反面教師的な常識的な文化を持つ国といえるのではないかと思います。

また、チェコは日本と同じようなデフォルメされた文化を持つ国です。チェコのアニメと聞いてピンときた方も多いのではないでしょうか。


親日国であると同時に、ロシアを挟んでほぼ隣国という意識もあるこの国々。

問題は中・東欧の国の人口を合計しても1億に届かないということで、あまり規模は大きくないのがネックではありますが、声だけはやたらと大きい、ぶっちゃけウザい中国や西欧に比べると、大人しく付き合いやすい上に文化的にも共通点のある国々だと思います。

特にポーランドはあのウィッチャー3を生んだ国。


スカイリムよりもドラクエに通ずるところが多い作品だったと思いますね。完全なオープンワールドとは違うと思いますし。

ん・・・・これなんの記事だっけ?

そう、ドラクエとドラクエ10が売れそうな国です!!

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mesa3

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