DQ10英雄伝説「藤澤仁」

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藤澤 仁 (ふじさわ じん)
言わずと知れたver1期間中DQ10のディレクター。愛称はふじくす ふじげる 蔑称は蛆澤、禿。

神奈川県平塚市出身。好きな食べ物は弥生軒の野菜炒め定食
元々小説などを執筆し、それが新人賞の候補に残るなど当時からその頭角を現していたが、スクウェアエニックスの委託社員としてドラクエ7よりシナリオ担当として携わる。

出勤初日、同期は全員私服の中、一人だけ気を使ってスーツで出社するなど生真面目な性格であることを伺わせる。

無菌培養室でドラクエばかりつくってきた、という本人談通りに参加した作品としてはドラクエ7、8、9、DQMジョーカー、リメイク版ドラクエ4.5など、まさしくドラクエ尽くし。堀井氏の一番弟子と呼ばれることも多かった。

堀井氏は直接な明言は避けたものの、「後継者を見つけたが逃げられちゃった」と雑誌のインタビュー語っており、この人物は恐らく藤澤Dではないかと推測される。

さて、ドラクエ7ではシナリオの一部の担当に過ぎなかったが、ドラクエ8では本格的に開発に参加。
DQ9では開発後期からディレクターとして全体の取り締まりを行うことになる。

またシナリオだけではなく、スキルポイントシステムという現在のドラクエの骨格をなす成長システムを考案する。
しかし、このシステムには賛否があり、2018年現在ではあまりにも古いシステムという指摘も多い。

難航するDQ10開発

当初からオンラインゲームとして開発が決定していたドラクエ10で、そのオンライン化に最期まで反対してきた人物で、生粋のドラクエ保守派として知られる。
最後はよーすぴにオンラインゲームが苦手であるからこそ、その部分を改善したオンラインのドラクエをつくってほしいと説得され、DQ10でもディレクターとして参加することになった。
堀井氏をもってしてもなかなか説得に応じなかったことから、頑固者と指摘されている。
こうしてDQ10の開発は順調に進むかと思いきや、DQ9の開発の行き詰まりから、当初正式メンバーではなかった藤澤DもDQ9のディレクターとして専念することになってしまう。
そこでディレクター代理として任命されたのが、現FF14のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏であった。

藤沢「吉田くん、私がいない間DQ10の事を宜しく頼むよ」 
吉田「はい!精一杯頑張ります!」 
 
吉田「・・・行ったか(ジャラ)」 
吉田「バトルチーム・・・(ジャラ)・・・集まれ(ジャラジャラ)」 
というやり取りがあったかどうかは確認する術はないが、ドラクエ10の開発責任者は吉田D(現FF14PD)へと引継ぎがなされた。

しかし、従来のMMORPGに肯定的な意見を持つ吉田Dの開発方針は、藤澤Dが目指したものとは相反するものとなってしまう。復帰した藤澤Dもその開発方針を基本的には踏襲していたが

・・・

青山テクニカルDによるまさかの叱責

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「あなたが明確な方針を示さなければこのプロジェクトは失敗する!」

と指摘され、方針を転換。
ドラクエ10は、かなりの部分の作り直しを要求されることになってしまう。
この事がver1.0においてスカスカオンラインと揶揄される元凶になったのではないかという意見もある。
かくしてドラクエ10は”オリンピック数回分”くらいという長い年月を経て、ようやく完成へこぎつける。

ver1.0の波乱

ドラクエ10は発売となり、オンラインゲームとしては異例の50万以上のセールを記録。

ドラクエシリーズでは馴染みがない人間以外の種族の操作や、自らが勇者ではないゲームシステムは当初こそ批判はあったものの、すぐに受け入れられ、総合して考えると良い発進を切ることになった。

ゲームとして未成熟の部分があったものの、燦然と輝くドラクエブランドと、MMO初期のお祭り感覚によってゲームシステムの弱点を指摘する声は抑えられていた。
しかしver1.0の時点での育成環境は劣悪の一言で、スティックを先行して取ってしまった僧侶は、天使が取れずに募集に入れてもらえないなど、各地でさまざまな問題を発生させた。
これは藤澤Dが考案したとされるスキルポイントシステムの影響が大きい。

ロックフェス、ベストバランス問題

ドラクエ10初の大型アップデートはユーザーから大きすぎる期待を持って迎えられた。
レベル上限開放ではザクバンのメガザルロックを倒し、稀に落とすアイテムが必要とされたが、このメガザルロックは当時の物理職の攻撃をほとんど受け付けず、倒すのも一苦労という強敵である。
なにより、数が少ない上アイテムドロップは個人判定であり、ギスギスオンラインと化す。

グルグルとクレーターを回るユーザーを嘲笑うかのように「ロックフェス」と公式自らが呼称しているが、藤澤D含めて運営の負の歴史のひとつであり、決して忘れてはならない。
また1.1のメインコンテンツであった強ボスは物理ではほとんどダメージが与えられず、ダメージソースをほとんど魔法使いに頼る結果となってしまう。
敵からアイテムを盗む前衛職を含めて僧魔盗が強ボステンプレPTとして猛威を奮う。
人口の多い戦士や武闘家はここに入れず、あまりにも劣悪なバランスから走馬灯オンラインと揶揄された。
高まるヘイトに対して藤澤Dは「現在のバトルバランスは全体的に良好な状態にあると認識しています。」と発言。

いわゆるベストバランス問題が勃発する。

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現状のバランスが事実上容認されたことにより、持つ者、持たざる者の格差は拡大。
今日まで続くカネトルティアの社会構造が確立されていった。


この一連の流れによって、いわゆるオーガキッズは死滅。

パッシブ取りの苦痛に耐えられない多くの冒険者が去り、アストルティアは以降停滞の時代へと突入する。

高い発信力

藤澤Dはバージョン1期間を通じてもっともヘイトを稼いだ人物と言える。
それでも積極的に運営便りやアップデート情報などで自分の意見を発信し続けた。
特にその魅力的な文章から運営便りの公開は一大イベントへと成長し、ユーザーは次のバージョンアップの期待を膨らませた。
この高まりすぎた期待を結果的に満たせないことも多く、時には批判にさらされたが、ユーザーにとって貴重な開発者の生の声であり、評価は高い。
ただし、提案広場ではその独特な返答から、真剣に考えてない。煽っている。といったような声もある。

代表的な返答としては、服の染色を実装して欲しいという提案に

「ふーむそうですなー」

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アクセ習得に関しての提案に対しての
「あー、残念でしたねー。;」

が挙げられる。

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山積するゲーム内社会問題への対応

藤澤時代の代表的な問題としてタイガークロー一極問題が挙げられる。
ver1.1こそ魔法使いの覇権であったものの、その後魔力キャップから停滞。変りにタイガークローがアストルティアを席巻した。
しかもこの流れはバージョンが上がるたびにますます増大し、特にキングヒドラ実装も、結局武闘家のタイガークローしか求められなかった。さらにコロシアムでも猛威を奮い、結栄光民、広場戦士を中心に不満は最高潮に達した。

この問題に対して藤澤Dの答えとしては”微妙な弱体化”であったが、そもそもスキルの弱体化は極力しないという当初の予定を覆せず、ついに大幅な調整、他武器のテコ入れはver1期間で行われることはなかった。
この保守的すぎる方針は現在もよく批判のタネに使われる。

ドラクエ10TVでの活躍

第三回からドラクエ10TVに参加。バージョンアップ情報や、ユーザーの意見に答えるリアル夜話など積極的に意見した。
特に言われなければ気づかない事を特集する「いい地味」コーナーはドラクエ10TVの名物となっており、人気は高く、現在でも体裁を変えながら受け継がれている。
「いい地味」は藤澤Dを語る上で欠かせないキーワードのひとつとなっている。

かねてから盛んに言われていた藤澤Dはネルゲルに似ているのではないかという指摘から、ドラクエ10TVver1.5最終回でネルゲルのコスプレを披露。ゲームと変らない完璧な変装を見せた。

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↑実際にドラクエ10TVで披露した姿は多くのユーザーを驚かさせた。

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藤澤Dはハゲているのか?

藤澤Dの蔑称としてハゲが挙げられるが、果たして本当にハゲているのだろうか。
当ブログでは独自調査の元比較検証を行う。
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2013年12月がやや怪しいものの、ウワサは正確ではないようだ。
藤澤Dはデコが大きいだけのフサフサだと宣言する。

ドラクエ10ディレクターを退任して

藤澤Dはver1.0期間においてのディレクターと宣言しており、ver2発売とともにディレクターから退いた。

その際に書かれた運営便りは渾身の出来として注目され、さまざまなエピソードが披露された。

ver1期間はよく”現在のドラクエ10はジェットコースターしかない遊園地。これからどんどん乗り物を増やします。
“というのが、ある意味での謳い文句であった。
そんな遊園地で入場料払って遊ばせてんじゃねぇよという意見もあるが、藤澤Dはドラクエ10の土台を作り上げた最大の功労者であることは間違いない。
特に元気玉システムやサポートシステム、ひとりでも充分に遊べるオンラインゲームはなかなか他に見られない。

しかし、無駄に歩きが多いクエスト、苦痛なレベル上げ、アクセの仕様をより厳しいものを想定していたなど、締め付けは強く。無駄にやりづらいバトマス、スパスタ転職クエストなど非常に叩かれ、また叩かれるべき悪質なものといえる。
これらはとてもオンラインゲーム初心者に優しいシステムとは言えず、政策に一貫性が見られないという意見も多い。

しばしば、藤澤Dとりっきーの中間の人が居たら・・・という声も聞こえる。

このようにゲームのバランス取りの評価は低く、あまりにも保守的すぎた感は否めない。
ただしシナリオ面での評価は高く、ver2のストーリーでもそのプロットを担当していることから、やはり本業であるシナリオではその能力を遺憾なく発揮したといえる。

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