DQ10英雄伝説 「よーすぴ」

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斎藤陽介(さいとう ようすけ)

1970年8月25日生まれ。神奈川大学経済学部卒業。

言わずと知れたドラクエ10のプロデューサー。通称は「よーすぴ」「でたがり」「でたがりおじさん」

蔑称として「リアリティー」「牡蠣豚」「詐欺豚」「課金豚」などが挙げられる。

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エニックス時代から既に会社に在籍しており、エニックス時代の代表作としてはアストロノーカと黎明期のMMORPGとして知られるクロスゲート。
近年ではニーアオートマタやドラクエ11のプロデューサーを務めるなど幅広く活躍する。
DQ10TVなどでは、偉ぶらない風のだらしないおっさんを演じているが、弱冠32歳の時点でスクウェアエニックス第10開発部部長に就任。2018年現在は取締役として就任し、出世コースを直走る貴重な”生え抜き”の言える。
たま~に実は偉いんだ臭を放つこともあるが、税金をたくさん納めているであろう点から言えばとっても偉い。(脱税していなければ)

 

プロデューサーは開発の責任者ではなく、予算や人員の責任者である。
このため、現場から遠い”風(ふう)”の立ち回りでユーザー目線で話をする場面が多い。

 ドラクエ10開発に至るまで

ドラクエ10開発以前のエニックス時代からクロスゲートと呼ばれるMMORPGの開発に携わっていた。

クロスゲートはドラクエのオンラインゲームも想定して開発されており、コマンド式バトルが採用されるなど、その影響が垣間見れる。

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大ヒットとは言い難いものの2007年まで運営が続けられ、これは国産MMORPGでは当時最長の記録である。
また、チャイナでは好評を博し、現代はスマートフォン向けサービスも行われているようだ。
この事からも、ドラクエのオンラインゲーム化は、よーすぴにとってまさしく悲願であった事が伺える。
しかし、スクエニの和田政権時代に行われた人員削減により(首切りはデフレ時代のどの会社でも行われたと併記したい)、開発力の低下に悩まされていたスクエニでは、新プロジェクトの中心を担う人材にも事欠く有様であった。
このような事情から元社員や社外から人材をかき集め、安西Dやりっきー、FF14の吉田PDはよーすぴが直接面接をしたことを、くエピソードとして語っている。
ようやくプロジェクトを遂行するためのコアメンバーを集めることに成功するが、まだ課題は山積していた。

ドラクエ10の開発初期

ドラクエ10の開発にあたり、生粋のドラクエの開発者である藤澤Dにディレクターの就任を要請していたものの、藤澤Dはドラクエのオンラインゲーム化に反対の立場であり、堀井氏をもってしても説得に応じずにいた。
議論を重ね、「オンラインゲームに抵抗がある人間だからこそ開発に参加してほしい」というよーすぴの思いもあり、ようやく藤澤Dはドラクエ10ディレクターに就任することになった。
オンラインゲームの開発者でもあり、自身も国産、海外産問わず、多数のMMORPGの経験がある、よーすぴと、オンラインゲームに抵抗のある藤澤Dとでは、意見の食い違いが目立った。
藤澤Dは従来のドラクエ同様に
ターン制のコマンドバトルであること
種族は人間のみであること
 
対してよーすぴは
リアルタイムバトルであること
種族は複数用意すること
というシステムの根幹で対立があった。
結果的には現在のシステムはこれら意見が妥協した結果とも言える。

余談ではあるが、よーすぴは自他共に認める重度なMMORPGゲーマーでもあり、会社のPCのキーボードのキーにセロハンテープを貼りつけて固定してキャラクターのスキルを上昇させていたなど、きわめて重度な俗にいう”患者”である。

ドラクエ10の開発は、藤澤DがDQ9の開発による長期離脱など苦難に見舞われ、形となりつつあったアルファ版ドラクエ10は、藤澤Dの考えたものとは異質なものになってしまう。

限られた人員と予算の中であって、「かなりの部分を作り直すことになる」とした藤澤Dの主張は、まさしくプロデュサーのよーすぴとして、本来ならば受け入れがたいものであった。

藤澤Dは厳しい返答も覚悟していたが、快諾するに至り予想外の返答に良い意味で驚いたと回想している。

とはいえドラクエ10のシステムの根幹である移動干渉、いわゆる「相撲」の実現のために、銀行で使用されているような高性能なサーバーを”枕を濡らしながら”導入を決断するなど、プロデューサーとして難しい選択を常に迫られることになる。

かくして、オリンピック数回分という長い年月を経て、ようやくドラクエ10は日の目を見ることになった。

リアリティー事件と失言

サービスが開始されたドラクエ10では、主にヘイトを集めるのは藤澤Dであり、よーすぴに関してはプロデューサーという性質上、最初期は叩かれることは少なかった。

ここでは初期の事例を中心に幾つか紹介しようと思う。

リアリティー事件

しかし、メタルスライム討伐イベントでは、「社会人の限られた時間では貢献することが難しい」という内容のツイートを午前三時に指摘されたところ・・・

「この時間にそのはなしになるのはいまいちリアリティはないですが、もちろん色々考えてますよ。 」 
と返信。
この事がツイッター民や栄光民(当時は栄光民という呼称はなかった)の猛反発を生む結果になり、「本性を出した」「プロデューサーとして軽率だ」など多方面から批判に晒されることになる。

Windows版発売問題

当初予定がなかったウィンドウズ版ドラクエ10を電撃的に発表。
公式ページを予告なく改訂したことが批判された。

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こういった行為は、ユーザー視点から見れば一種の詐欺的行為と見ることもでき、大いに批判されることになった。

これ意外なんですけど発言

スクエニChan第104回(2013年10月10日配信)で、今プレイしているゲーム機の比率について、

「これ意外なんですけど、wiiで遊んでる人けっこうまだ多くて」と発言。wiiユーザーを否定しているのではないかと批判された。

エルおじが喜んでいる!発言

放送内で、蔑称として見られる事もある「エルおじ」をドラクエ10TV放送内で発言。
「エルおじが喜んでる」「エルおじ」と連呼するなど、バッコス氏から制止されるまで続いた。

牡蠣豚の発祥と逆天井事件

上記のように、様々な問題とされる発言を定期的に行っており、その度に、広場戦士、栄光民といった先鋭的な民意から激しい批判に晒される。
特に 2014年末から初頭にかけて、ドラクエ10最大の事件とも言われる逆天井事件が発生。ユーザーで様々な議論が行われる中、まさかのツイッターに、美味そうな牡蠣を食べている写真を投稿するという離れ業をやってのけた。
その危機管理能力が大いに疑問視され、「牡蠣豚」という不名誉なあだ名を獲得するに至った。


よーすぴは現場レベルの責任者とはいえな直接的な責任はないものの多くのユーザーをイラつかせることに成功した。

また、機嫌や体調の影響が、放送で露骨に現れ、2015年8月に行われた「夏祭り」では、情報コーナーの時間配分を会場で厳しく指摘したのにも関わらず、他の取ってつけたような企画に対しては充分すぎる時間を確保するなど、その姿勢に疑問視せざるを得ない。

このように、軽率な発言が目立つものの、ドラクエ10TV よーすぴサンタSPにおいてドラクエ10の同時接続数が国内最大の「17万」と、まるで打ち合わせになったように発言。

演出である可能性はあるものの、時折、放送ではいつ”ポロリ”が飛び出すこともあり、その性格が放送を盛り上げる一約を買っているのは確かである。

一方で柔軟性を示すエピソードの数々

また、柔軟な姿勢を覗かせることも多く、先に記したドラクエ10の作り直し宣言を容認したように、 若かりしころの写真を突然画面に表紙させることも許可したり、顔写真をキャラクターに貼り付けられるなど、外部内部問わずいじりやすいキャラクターとして定着している。

部下でもあるりっきーの「うるせぇよお前!」という発言にも動じない。

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このおじさん。結構寛大。

柔軟な対応として、特筆したいのは、2014年のバレンタインイベントでの騒動で、インターネット上で公開されていたエンゼルパイを素材として、イラストに無断で使用したということが発覚。

重大な事件としてドラクエ10はユーザー問わず酷い批判に晒されることになった。

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よーすぴはこの事件を機にエンゼルパイの販売元、森永とコラボを実現させ、まさしくピンチをチャンスへと変える痛快な対応を見せつけた。

エンゼルパイ公式のこの嬉しさ表現。雨降って地固まるとはまさしくこのことであった。
 

批判が多かった課金システムを定着させる

ユーザーの財布からカネを抜き取るだけは、他の追随を許さぬ天賦の才と言える。

いわゆるガチャのような課金は実装しないと明言しておきながら、様々な方面で課金の手段を増やしている。

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“必要最低限度のアイテム課金はアイテム課金に値しない”という解釈が行われたのか、おしゃれ装備、家具、アンルシアおしゃれ装備。仲間モンスター用装備、コンシェルジュの衣装など数え切れない程充実したものになっている。

しかし、冒険者の広場便利ツールではジェムにより日替わり討伐、職人依頼といったゲームコンテンツを達成できるようになり、ソシャゲ化しているのではないかと批判する声は依然として大きい。

ドラクエ10TV、初心者大使への対応

プロデューサーとして、ドラクエ10のPRに全力を注いでいる。
そのひとつがドラクエ10TVであり、当初はドワンゴとの癒着などと批判されたこともあったが、ドラクエ10TVは現在でもユーザーに歓迎され、現在も続けられている。
このPR活動が功を奏し、ドラクエ10TVを通じて高いトーク力と程よい自虐で人気を獲得し、今やバッコスと並び、ドラクエ10TVにいなくてはならない絶対的な存在となっている。
新規ユーザー獲得のために始まった初心者大使の第一期は、当初その理念に共感する声は少なく、また大きなトラブルがあり、一人は黒歴史として深い闇に葬られている。
しかし、第二期初心者大使から既存ユーザーにも人気が高まり、第三期初心者大使では個人放送にも関わらず生放送は常に満員近くという大盛況となった。

第二期初心者大使は特に成功した例で、トーク力のあるインコさんを筆頭にメンバーのバランスがもっとも取れた初心者大使であるという意見も多い。

プロデューサーとして、初心者大使の配信にもよーすぴは積極的に顔を出すなどフォローも欠かさない。

マンネリ化が指摘されていた初心者大使であったが、第5期初心者大使はそれまでとは一線を画すシェアハウス企画。いわゆる「ドラハ」をスタートさせる。

しかし、「新しくはじめる冒険者と同じ目線」というコンセプトは破綻。
当初の理念は失われ、自己顕示欲を示すだけの物に成り果てつつあるという指摘もある。

2018年現在では初心者大使は6期を数える長寿企画となったが、近年のドラクエ10TVでは多くの場合太鼓持ちの「ガヤ」に過ぎず、ただのうるさい存在になり果てつつある。

全員必ず出演させなければいけないという配慮は分からなくはないが、大味になりすぎた部分の是正が今後の課題として残っていると言えるだろう。

よーすぴは初心者大使47。つまりAKBのように47人集めることをネタかどうか分からないが公言しており、今後も初心者大使の企画は存続するものと思われる。

やや余談であるが、5期初心者大使のリーナ氏が配信中にコメントに流れた、よーすぴの蔑称を満面の笑みで読み上げる事件が発生する。

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「斉藤Pは牡蠣豚ね★」

この発言が、微塵も悪気を感じさせない、かいしんの微笑みから繰り出されたのだ。

後々まで語り継ぐべき、新しい名言がここに誕生したのである。

当ブログでは独自調査の元、「牡蠣豚」をグラフィックで再現してみた。

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あれ、かわいい・・・?

生主デビュー、他の番組での活躍

初心者大使をプロデュースするかたわら、ついに自身も生主としてデビュー。
ドラクエ10プロデューサーという看板を背負っているのは伊達ではなく、放送回数として決して多くないにも関わらずレベル117へ上昇。これは全ての初心者大使よりも高いレベルであったがその後更新が停滞。
2018年現在では106まで低下していおり、1年に渡り動画の配信はない。生主として野望は潰えてしまった。

しかし、でたがりっぷりはドラクエ10TVに限らず、スクエニ関係の番組によく出演する。

事情は異なるが、はぐめたPS4を熟練の技によって作り出す、職人「佐奈山利雄」ではないかと疑われたことがある。

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に、、、似ている!

ニコニコに留まらず、コミケなどにも積極的に参加。

このオヤジ、ますます調子に乗っている。

ドワーフ推しの姿勢

アストルティア内の少数民族と言われたドワーフのPRに積極的であり、自身のプライベートのキャラクターはドワーフと明言されていた。
実はある程度特定されており、キャラクター名「じっぽ」ではないかと兼ねてから指摘されていたが、ドラクエ10TV ver3 第二回でキャラクター「じっぽ」を使用し、自キャラはドワーフであったことに嘘偽りがないことが判明した。

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その他にはガタラ推しなど、自身のずんぐりむっくりしている体系と重ねてか、ドワーフ愛を語ることは現在でも多い。
ドラクエ10TVでは全身に緑色を塗りたいので、いい緑色の塗料を探していると発言している。


ちなみに、ドラクエ10のPRで使用するキャラクターは専らプクリポの「よーすぴ」である。



疲弊する現場への対応 プロデューサーとしての手腕

よーすぴ自身はメディアへの出演や、初心者大使のフォロー、さらに休日は十時間以上ドラクエ10を遊んでいるという発言をしている。

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現在のゲーム内キャラクター「じっぽ」は、断片的な情報しかないものの、レベル、職人レベルカンスト。 特訓完了。毎日の日課もこなし、さらにサブの「かりんと」の育成も進んでおり、疲弊する現場との対比として批判されることもある。

プロデューサーの本分は人とカネを集める事であり、特にver3当時は明らかに低下する開発速度とディレクターの疲弊ぶりなど、現場の空気感をどれだけ感じ取って対策が出来たか疑問点は多い。

プロデューサーに大きな責任があるのは事実だが、その一方でPS4版、switch版などの発売に尽力、ここでは予想よりも多くの新規を獲得するなど、5年経過したMMORPGの積極的なセールスを行っている事も併記しておきたい。

プロデューサーとしての手腕は非常に高いと言えるだろう。

総評

名物プロデューサーとしてDQ10のプロモーションは成功。ver3での停滞の責任の一部はプロデューサーによるものでもあるが、その後、ニーアオートマタ、さらにドラクエ11といった社内でのビックタイトルを売上的に成功させる。
社内では芸能界へのパイプなどを持ち、プロデューサーとして大きな功績を上げたと言うべきだろう。
2018年3月では取締役に昇進し、今後の活躍が期待される。
彼の成功がドラクエ10に及ぼす影響はいずれにしても大きい。
どんな驚きな課金をドラクエ10で繰り出してくるのか、今後も注視していきたい。

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