DQ10英雄伝説 「安西崇」

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安西 崇(あんざい たかし)

1971年1月3日生まれ

神奈川県出身、最終学歴は日本大学 文理学部

愛称としては安西先生がよく使われる。やや軽めな蔑称としては不安西。

ver4よりドラゴンクエスト10ディレクターに就任する。

ver1.0はチーフバトルプランナー ver2~ver3はチーフプランナーを務めていた。

開発陣の中では屈指の甘いマスクとして知られ、後述するが、俳優デビューも果たしている。

しかし、マスクをしているのは顔だけではなく、常に見えないマスクが口に掛かっているかのような死んだ声をしている。

神は二物を与えなかったのだろうか。

DQ10開発初期

ドラクエ10に携わる以前はコーエーに所属。この時期から既にウルティマオンライン、ディアブロにハマっていたと公言している程、重度なネットゲーム好きとして知られている。

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▲昭和初期のような白黒写真が放送内で公開されてしまった事がある。 画像出典ドラクエ10TV

同社では信長の野望 Internet、三国志Internet、さらに国産初のMORPGであるアプサラスの開発に携わる。

PCゲーム業界第一線で活躍し、この事を同期の小笠原氏は「うらやましい」と発言している。

まさに日本のMMORPG業界の黎明期を体験したパイオニアといえるだろう。

実績を買われ、MMORPGを作らないかとヒゲの人(坂口 博信)誘われたのち、目黒の某会社(スクウェア)に転職する。

そこでは、なぜかドラゴンクエストと思われるオンラインゲームを開発するが、なんと承諾はまったく受けておらず、当然企画は白紙に。「1年間ブラブラしといて」という発言もあり、嫌気がさして再び転職を決意し、カプコンへと移籍を果たす。

同社では人集めに奔走しつつ、MMORPGの開発をここでも担当する。同時期にマイホームを購入するなど順風満帆の人生を過ごすかと思われたが、カプコン東京開発拠点は僅か2年で閉鎖となってしまう。

ゲーム業界の花形と言うべき会社に携わるも時代と環境がそれを許さず、MMORPGというゲームジャンルに盛衰に翻弄された人物といえるのではないだろうか。

その後、よーすぴに誘われ古巣であるスクウェアエニックスに戻り、ここでドラクエ10の開発最初期メンバーの一人として加わる。

誘いを受けた時の心境として、何かのドッキリだと思ったと、死んだ声と共に胸の内を語っている。

ドラクエ10の骨格を作り上げた功労者

今後こそ本当のドラゴンクエストのオンラインゲーム化に携わることになったが、苦難が立ちはだかる。そもそもの問題はドラクエとMMORPGの相性の悪さであった。

当時のディレクターである藤澤DとはMMORPGのその敷居の高さを問題視して、ドラクエとの整合性をどのように取るかという話し合いが続けられていた。

バトルの方向性を議論した際に、藤澤Dは「ヘイトって何?」と安西氏に質問。MMORPGでは一般的とされた仕様の分かりづらさを指摘した。

このやり取りは相当強く印象に残っているのか、当時の言葉を引用してツイートをしたことがある。


これに対して安西氏は「勘弁してください!」と発言。

当時、かなり強くやり合ったのではないかと推測される。

藤澤Dや吉田氏(現FF14PD)など癖の強い開発陣の中ではMMORPGの常識論を発言する立場であるかと思われ、調整役のような立ち回りが求められたのではないだろうか。

そんな中、安西氏がこれだけは通したいと発信したのは、意外にも「ジャンプ」だった。

経験上、MMORPGには必須なシステムだとして、高コストが掛かることを承知で推進。一時はりっきーでさえ反対派に回るなどしたが、ついに押し通した。

声は死んでいようが、自分の声をしっかりと通すことに成功した例といえるだろう。

初期における功罪

意外かもしれないが、ver1期間では藤澤Dに次いでヘイトを集めた人物といえる。

バージョン1時代はバトル面での不満も強いうえ、特に走馬灯オンライン(僧魔盗)と揶揄された初期においては戦士の大量引退を引き起こす。

この一連の後衛優遇は女性を中心としたバトルチームを編成したことが原因ではないか、など様々な角度から批判された。

さらに、第一回コロシアムグランプリでは、延期となってしまった大会に合わせて、スキルの実装を遅らせることが猛烈な非難の対象となってしまう。

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2014年4月 超コロシアム大会では試合中の暴言を許す結果となり、逆にコロシアムの異常性をドラクエ10一般層に知らしめてしまった。

そのスキルも通常戦闘では使いづらいものが多く、コロシアムありきのバランス調整が行われているのではないかと、ユーザーに疑念をもたれることになる。

同年11月に行われた140スキル実装はグランプリ開催中に行われた事が影響して、コロシアムの戦闘バランスは崩壊。多くのユーザーを混乱に陥れてしまう。

さて、安西氏が携わった部分としてはコロシアムにはとどまらない。

育成面でよく知られているのは、アクセ合成のアイディアを出した点だろう。

アクセ合成は現在ではそれでも遊びやすくなった部分は多いが、初期はより問題の多いシステムで、ドラクエ10は廃人化路線へ突き進み過ぎたという批判は非常に多かった。

ただし、これがなければ育成システムはスカスカになった事もまた事実ではないだろうか。
このように、失策は目立つものの、オンラインゲーム黎明期からの開発を続けている経験と確かな実績がある貴重な人材と言え、運営には無くてはならない人物と言える。

たとえ声が死んでいたとしても。

DQ10TVでの活躍

バトルプランナーとして携わってきた確かな実績によるコロシアムの解説など、比較的おちゃらけたDQ10主要スタッフの中では際立っての真面目キャラで、冗談がまるで通じなそうな雰囲気を醸しだしていた。

長らく”いじりづらい”とも言われたキャラクター性だったが、ドラクエ10TVにおいてのゲームプレイでは、スクルトに異常に拘るその姿と、元バトルチームのリーダーとは思えない程のぎこちない操作、あるいは死んでいる声などから、ガチ(菅)沼さんより「地雷」と揶揄されてしまう。

地雷という表現に対して議論はあったが、後にスクルトキャラとして自らのキャラクターを確立。
一気にいじられキャラへと躍進した。

しかし、やはりその捉えどころのない冗談がまるで通じなそうな雰囲気が垣間見れる一面は最近でも多い。例えば2015年の夏祭りでの質問コーナーでは、ユーザーよりプクリポの視点が低すぎるのでなんとかならないか、という問いに対して「グラフィック的な負荷が大きく諦めました」とキッパリ。

これに対してよーすぴは「安西さん、真面目いいけど、なんかもっとあるでしょ」とかなり困惑した表情でツッコミを入れる事態となる。

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案の定かもしれないが、この時、ニコニコに流れていたコメントは以下の通りだった。

「安西先生、諦めたらそこで試合終了ですよ」

ん?

DQ10TVでは現在に至るまで非常に危なっかしい姿を見せつけ、生暖かい視線が注がれているが、本領を発揮したのはやはりその甘いマスクであった。

10時間DQTV放送では執事姿やスキルマスター、ファルシオンを披露し、その圧倒的イケメン姿に多くの主婦層、その他etcを取り込むことに成功する。(ただしスキルマスターはやや年齢を感じさせた)

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そのイケメンぶりは凄まじく。当ブログではその他主要メンバーと容姿の比較を行ってみた。

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このように、公正に画像で判断しても、スタイルの良さ、そしてそのイケメンぶりが伺える。

ゲーム外での活躍!人狼、俳優デビュー!

そのイケメンぶりはゲーム内企画に留まらず、2016年。「女流棋士の春」でついに俳優デビューを果たす。父親役として回想シーンに登場するなど重要な役割を果たした。

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画像出典 女流棋士の春

それ以外にも人狼イベントでの活躍も欠かす事はできないだろう。

各界の著名人が集まり、本気で人狼をプレイするアルティメット人狼では2014年12月より参加し、現在でも続けられている。

人狼に直接関係する話ではないが、2017年12月末日に、イベントに遅れそうな事態をツイート。


このツイートは不謹慎ではないかと指摘され、炎上しかける事態となる。

人狼好きが影響してかは不明だが、2018年3月より人狼 ザ・ライブプレングシアターとコラボが発表される。

りっきーよりディレクターのバトンを受け取る

2017年8月に行われた夏祭りでりっきーを受け継ぐ形でディレクターに就任することが明かされた。

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ステージでは感極まった表情で見せつつ、「りっきーはどんな時も仕事に情熱を傾けていた。命をかけていたと言っても過言ではなかった」と発言。

「私には同じことはできないが、自分なりに頑張りたい」と就任の際のコメントを残している。

ver4発表以降はディレクターとしてDQ10TVに出演。

前評判として、バトルチームを束ねる立場でありながら、お世辞にも戦闘が上手いとはいえず、コロシアムを中心に失策も多かったことから、その実績を不安視。

結果、「不安西」という呼称が生まれることになった。

蔑称と呼ぶこともできるが、公式でも使われている。しかし、そのような事を跳ね除け、情報コーナーは大量の水を飲みながらも、活躍を見せつけることになる。

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前期後期制をやめてストーリーの配信の短縮、PTコンテンツの拡充、コンテンツや修正に関する説明の場を増やすことなどver3では評価が芳しくなかった部分の積極的な改善が公約に掲げられた。

その熱意ある説明から、それまでディレクター就任を不安視する声を柔らげる事に成功する。

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ver4の発売は期待と不安を入り混じった中行われ、とりわけver3.0の状態を知る者としては心配されたが、無事、好評をもって迎えられたといえるだろう。

特にver3.0とは比較にならない程充実したストーリー。それまでとは一線を画すPTコンテンツのアストルティア防衛軍などは目玉として挙げられ、大いに盛り上がった。

2018年8月現在。

新しいコンテンツとして防衛軍やゼルメアが実装され、白箱もシステムとして成熟してきたものの、ゲーム内でやりたい事がないという声に応えられているかは疑問が残る。

またver4.1、ver4.2では失速が見られ、ドラクエ10像が見えているとは言い難い。

ver4.3を迎えるにあたりストーリーは新しい展開を見せ、かねてから指摘が多かった達人のオーブの修正には大きな注目が集まっている。

課題も多いのも事実だが、着実に公約を実現しているのもまた事実であり、ver4の折り返し地点となる4.3での巻き返しに大いに期待したい。

たとえ声が死んでいたとしてもーーーーー。

ちょっとだけ修正しました。

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